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夫婦・カップルのためのアサーション#4

今読んでいる本について感じたことなんかを書いていきます。

ものはこれ↑。メンタルヘルスケアの勉強でアサーションという言葉を知り、メンタリストDaigoがお勧めしていたので、これにしてみました。
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第Ⅱ部 心の中のアサーション

ここからアサーションについて考えていきます。いわゆるアサーションをスキルとしてみる場合はここから見てもいいかもしれません(お勧めはできませんがw)。
私が心に残った言葉がここで登場します。そのまま引用します。

たとえ愛し合っている夫婦・カップル同士でも、まったく異なる個性をもった二人の別々な人間なのだから、気持ちや考えや欲求が異なるのはむしろ当然だと考えています。そして、自分らしさを大切にし、パートナーのその人らしさも大切にしたいと思っているので、なるべく二人が満足する結果を出したいと考えます。

アサーションは相手に納得してもらいつつ、こちらの思いを伝え動いてもらうためのテクニックだと思っていました。この本を読んで、この文章を見て、自分も相手も大切にするという意味自体が分かっていなかったんだ!ということが分かりました。

アサーションの説明においてよく登場するのが、自己表現の方法として、攻撃的、非主張的、アサーティブという分け方があります。こういった特徴を理解することも自分や相手の特徴を知るための手掛かりとなります。もやもやとしたイメージで分かった気でいるのと、言語化された言葉で相手を考えるのでは雲泥の差があります。言語化というのはモノを理解し、相手に伝わる言葉で表現するモノなので、その差はじわじわ効いてきます。
そして、

相手が攻撃的であっても、非主張的であっても、自分の話に耳を傾けてくれるようになるかの変化のカギは自分自身が持つ必要があります。
※ちょっと要約

というくだりでは、ポイントは自分なんだということを改めて感じました。自分の弱さを認め表現すること、納得して譲ること、きっぱりとノーということもアサーティブな自己表現であると本書に書かれています。自身を理解することを通して、相手も理解できるようになるじゃないかと今は思っています。
本書でエクササイズがありました。

エクササイズ
1)パートナーに非主張的、攻撃的、アサーティブな自己表現となる場面と会話例を10個づつあげる
2)非主張的、攻撃的な場面でよりアサーティブに変えられる比較的簡単なものから難しいものまで難易度をつけて、難易度の低いものから取り組んでみる

こういったエクササイズをしっかりやることも始めてみようと思います。いままで、読みながら頭の中でやって気になっていることが多かったので、言語化と同じでまずは表に出してみるということから始めてみたいと思います。

アサーション権について

上記の心に残った言葉はアサーション権というもので説明されていました。アサーション権は基本的人権と同じで、全員が持っているもので、尊重されるものだそうです。いいなと思ったのは、自己主張しないのも権利だということです。自己主張しないと居ないことと同じだとアメリカ留学した娘は言っていましたが、自己主張しないと選択することも許容するという考え方は大切だと感じています。
アサーションを学ぶと陥る間違いの一つに、「アサーティブであるべきだ」というべき論に陥ることです。そうならないためにも、自分の気持ちや考えや欲求を表現してよい、自分らしさを大切にしてよい、愛を受け止めてほしいとパートナーに求めてよい、不完全であってよい、してほしいこと・してほしくないことを言ってよい、依頼や要求を断ってよい、言動や行動などに傷つくことがあってもよいということを理解することが大切なんだと思います。

本書では、「自己信頼を高めアサーション権を確信する」ことが重要で、まずは自己信頼(自己理解、自己受容、自尊心(自分を大切に思う気持ち、プライドとは違う))を高める必要があると言っています。自己信頼を高めるためのエクササイズが載っています。

エクササイズ
1)あなたにとって使える能力は?
2)以前のあなた(1年前、5年前、結婚当時、子供のころなど)に比べて成長したとところは?
3)いままでの人生で、自分なりに頑張ってきたこと、困難だったことは?
4)妻(夫)として、あなたが心掛けている、大切にしていることは?
5)パートナーに褒めてほしいところ、認めてほしいところは?

自己を見つめるという行為は色々なやり方があります。ストレングスファインダーなどのツールを利用するのもいいですし、ジョハリの窓では4つの自分というものがあると言っていて、自分一人では気づくことができない自分があります。タニモクなどを通して他己分析するのも一つの方法だと思います。自分というものを理解し、受容し、大切にする中で、相手も自分を大切にしているということに気づけば、人はアサーティブになれると信じています。

Daigoさん曰く、「ある研究では、自己信頼の高い人のアサーティブネスは時間とともに高くなるということが分かっている」とのことです。ソースは分かりませんが、何かしら根拠があるんだと思います。自分と相手の自己信頼を高めると、お互いのアサーション権を尊重できるようになれると信じれば、よりよいコミュニケーションができるようになるのであれば、やらない手はないですよね!

もう一つ考え方として面白いと思ったのは、非合理的な思い込みから自由になるという言葉です。
周りには色々な制度や慣習があります。また、非合理的な思い込みと呼ばれるものもあります。非合理的な思い込みだから「変えなければいけない」と考えるのではなく、「自由になる」と考え、よりプラスになる考えを大切にすることが大事。夫婦であれば、自分たちが幸せに暮らしていく責任は自分たちにあるのだから。と捉えなおすことも大事で、その基軸となるのが自己信頼なのかなと思えるようになりました。

《非合理的な思い込み》
・夫婦は言いたいことは何でも言ってよい
・パートナーが傷つくかもしれないことは言うべきではない
・考えや価値観が一致しているべきだ
・父・男は○○であるべき、母・女は○○であるべき
・親など今まで関わってきた人たちから受けた影響は今の自分を作ってきたものなので否定しない

まとめ

本書の最後の方には、私が最初見たかったアサーショントレーニングが少し載っています。ただ、その前にやることが明確に分かりました。
メンタルヘルスの学びで、認知行動療法というものがありました。ものごとは捉え方ひとつで大きく変わります。本書でもABC理論の話はありました。Bを変えることでCを変えるというものです。色々な経験・体験をすることで、心の広い人になれると思っています。そのためにもある事象を1方向から捉えるのではなく、他の角度(他人の目線)に触れることを習慣にできるといいなと考えてます。家庭や会社以外の外部コミュニティに所属することって重要だなと改めて感じています。

ABC理論
A(Activating Event)=きっかけとなった出来事、C(Consequence)=結果の関係において、誰でもAに対して同じCを受け取るのではない。
AC間にB(Belief)=モノの見方・考え方という存在、BによってCが変わってくるという考え方


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ばば
カスタマーサクセスの必要性と、トークンエコノミーな未来におけるコミュニティのあり方を考えます。ってだけではないですが、ざっくばらんに気になったことnoteします

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