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わがままに本を読む。なのに、むしろあなたの言いたいことが聞こえてくるような。

本をよく読まれている方には、「何をいまさら…」と言われるかもしれないけれど…
「最初から最後まで、全部同じ濃度で読む」以外の読書を、生まれて初めてやっている気がする。

きっかけは、こちらの本。

「読書年間50冊」を目標のひとつにしてしまっている手前、今までのペースで読んでいたってとても追いつかない。
とはいえ、「とにかく読んどけばよし!」にしてしまうのはなんか違うというか、帳面消しというか…こう、ちゃんと、血肉にしたいんだよねえ~と。

そう考えていたところ、出会った本なのだ。
「他の本を読む前に読まないといけない気がする…」と感じ、購入・読了。

1冊のなかにいろいろな読み方が記載されているけれど、最終的に一定のフォーマットにアウトプットするのは共通点かな。

まずは慣れていこうという思いで、「パーパス・リクエスト」と名付けられた読み方をしている。
(自分の目的を達成するためだけに読むという、なかなか強気なやり方)
それでまさかの、昨日・今日の隙間時間で、2冊の本を読み切ったわけでして…!

この読み方では、私が従来行っていた「最初から最後まで、全部同じ濃度で読む」ことをしない。
何を知りたいのか明確にする→表紙やらまえがきやら~目次やらに目を通し、「これだ」と思ったら本文をサーっと読む→知りたいことに関係しそうなところをピックアップしていく…というのが、大まかな流れ。

「そんなことしちゃって大丈夫?」とビクビクしながらやってみたところ、短時間での読書でありつつも得られるものが多いことに驚きを隠せない。

更に気づいたのは、「あれ、これって俯瞰できて、本の構造が理解できるな…」ということ。
これはたぶん、「パーパス・リクエスト」が本来意図するものではなく、副産物みたいなやつなのだけれど。

わがままに読書しようとしているにもかかわらず、むしろ筆者の言いたいことの全容やそれを伝える枠組みを捉えてキャッチしやすくなる…ってなんだこれすごくないか…!
この衝撃をひとりで抱えきれず、ひとまずここに書き残してみる次第。







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みねせりか/しあわせふうふデザイナー
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