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徒然日記

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#映画

徒然日記~正月二日目

徒然日記~正月二日目

昨日今日でやったこと。
・『ニュー・シネマ・パラダイス』をアマプラで見る。
初めて見たのは何年も前。その時は「長いなぁ」というのが感想だったが… … 。
見れば見るほど味の出てくるタイプの作品と言うべきだろうか。
初めて見た時から今回までの間に、何年もの月日があり、その間に沢山の映画を見た。
本当に映画が好きな人からすればまだまだな本数だとは思う。が、経験を積んだ上でこの『ニュー・シネマ・パラダイ

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映画の好みは十人十色

映画を見に行ったものの、目当ての作品が満席だったので、代わりに『ラブ・アクチュアリー』のデジタルリマスター版を見た。
『グラディエーター』といい、「名作」と言われている作品で見てないものがあまりにも多かったので、良い機会だと思ったのだが… … 。
正直に言おう。
あまり面白いと思えなかった。(実は途中で意識が飛んだ)
理由の一つが、登場人物の数が多すぎること。群像劇だから仕方ないとはいえ、もう少し

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映画『陰陽師0』メモ

映画『陰陽師0』を観賞。
一言で言うなら、『ファンタジー+ミステリー』な内容と、映像美を楽しむ作品と言えるだろうか。
以下、メモ。(多少ネタバレあり)

・役者さんは山崎さん以外、予備知識なしで見たためか、見覚えのある顔でも思い出せなかった人も(北村一輝さんとか)
(ちなみに吹越さんはちょい役だけど、すぐわかった)
・何もかも占い頼みって、どうなの、とも思っていたが、今回の晴明は割りと現実主義なの

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気になる作品~「画家ボナール ピエールとマルト」

気になる作品~「画家ボナール ピエールとマルト」

今年の秋に公開予定の映画『画家ボナール ピエールとマルト』が、今週末からのフランス映画祭で先行上映されるらしい。
ピエール・ボナールはナビ派の画家で、浮世絵をはじめ日本美術が大好きで、その平面的な表現を積極的に取り入れた事から「日本かぶれのナビ」と仲間内でもあだ名されていた人物である。
ナビ派時代は、渋めの色調だったが、南フランスに移ってからは、赤や黄色、オレンジなど暖色系を多く用いた明るい画面へ

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『サンセバスチャンへようこそ』を見た話

ウディ・アレン『サンセバスチャンへようこそ』を観賞。
フェリーニやベルイマンなどの名と共に、彼らの作品へのオマージュを散りばめた作品、ということだが......見てない作品ばかりだ、と若干うちひしがれた。
主人公のモートとは逆に、私は古い映画を知らなすぎる。
映画を意識して見るようになったのは、本当にごく最近というのもあるかもしれない。
が、とにかく「経験不足」「足りない」という思いが、拭いがたい

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徒然日記~チャーリーとチョコレート工場

クリスマスにちなんだ作品、と言って良いのかーーー『チャーリーとチョコレート工場』が見たいなあ、と思いながら実現できていない。
明日にまわすかな、と検討しているところだ。

『チャーリーとチョコレート工場』と言えば、子供たちが退場する度に、ウンパルンパたちが歌う歌。
メロディーといい、歌詞といい、耳に残る。(内容はなかなか辛辣かつ的をえている)
中でも、私にとって印象に残っているのは、太っちょの男の

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徒然日記~『燃えよ剣』鑑賞

ゴッホとのバトルを終えて、エナジー再チャージも兼ねて、岡田准一主演の映画『燃えよ剣』を見てきた。
原作は、2、3年前にようやく読んだが、爽快さすら感じるラストシーンが印象的だった。
二時間、自分の集中力が持つか、正直不安だったが、杞憂に終わった。(それに一安心)
ひたすら戦い抜いた男の生きざまにどっぷり浸ることができた時間だった。
剣に生き、ひたすら最後まで、最後の一人になるまで戦い抜く。
攘夷な

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見たい映画、気になる映画

見たい映画をリストアップ

・『あの子は貴族』10月にDVD化予定

・『総理の夫』

 原田マハさん原作。同じく原田さん原作の『キネマの神様』は、別物だったことに、映画館で軽くショックを受けたので、ちょっとそれがネックになって、素直に見に行けない。(おい)

・『燃えよ剣』

 去年から楽しみだった映画の一つ。

 気が付けば、日本映画ばかり挙げているな…。

 まあ、選択肢を増やしすぎると、か

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映画「竜とそばかすの姫」を見た

映画「竜とそばかすの姫」を見た

先日、「竜とそばかすの姫」を映画館で鑑賞。アニメ映画は随分と見ていなかったが、これは見て損はない、むしろ今のうちに、映画館で見ておけ、と声を大にして言いたい。

「U」というバーチャル空間の広大さ。

飛び交うアズ(プレイヤーの分身)たち。

そこに、アンプを乗せたクジラに乗って、華やかな衣装に身を包んだ歌姫ベルが登場する。

音楽が、歌声が波となって押し寄せ、空間を席巻する。

わずか数分で、ど

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徒然日記

「週一回、映画の日を決めて、映画館に行けたらいい」

 コロナのことが騒ぎになる前は、そう思っていた。

 スタバに寄りたい、と思うのを数回分我慢して、そのお金を映画代にまわすようにしていた。

 実際に、目当ての映画を見るべく、行動範囲も少しずつ広げて、名画座なるものの存在にも触れた。

 自粛期間中は、よく動画配信サービスを利用して映画を見ていた。

 しかし、この緊急事態の中で、仕事の後で映

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徒然日記~隗より始めよ

徒然日記~隗より始めよ

 11日からまた新しい映画が続々と公開される。
 が、とにかく気になるのが多すぎる(笑)
 先月から、ここに来るまで案件を色々抱えてバタバタしていて、気になっていた映画もいつの間にか見逃してしまっていた。

 それを考えると、先に「これだけは落としたくない」作品をピックアップしておくのが良いのかもしれない。

・天外者

 https://tengaramon-movie.com/

 題材からし

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初めて

 初めて、映画の途中で席を立った。

 これまでは、映画館で見るときは最後まで見るようにはしていたのだが・・・今回はどうして、と聞かれても困る。

 ただ、最後まで見続けたところで、私の中に何がもたらされるだろう、と思うと。

 最後まで我慢して見て、もやもやした物を抱えたまま映画館を後にするのは、個人的にはよろしくない。

 以前に見たアメリカの実話を扱った『スキャンダル』は、コテコテのアメリカ

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『ハーブ&ドロシー』~折を見て、ちゃんと語りたい映画

『ハーブ&ドロシー』~折を見て、ちゃんと語りたい映画

 数年前、あるいはもう少し最近でも、「なんとなく」流し見てしまった映画は多い。

 今でも、「とにかく量をこなしたい」という気持ちが強く、一応スマホのアプリに、見た映画について記録する習慣をつけてはいるが、「記事(コンテンツ)」として通用するものが書けることは、数本見て一回あるかどうか。(おい)

 このような記録を始める前、TSUTAYAの棚から「なんとなく」直感で選んで、見てみた作品で、頭の中

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この一年で、100本の映画を見ることが、今年はじめに立てた目標額だった。
6月の現時点で、ようやく50本。
折り返し地点に来ている。
残りをどんな映画で埋めていこうか