令和は何事も自分らしく。遠慮不要、ワガママに生きよう!
お酒のアルコール度数さえも自分流。
仕事にも自由。先輩、上司に遠慮なし。尊敬と配慮は別?
やりたくないものはやりたくない。
それがまかり通るのが今の社会です。
なぜまかり通るのか
これは、社会全体が「遠慮」をしているからだと思っています。昭和時代の仕事術は古いと言われ、「昔はさー」「俺が若い頃は」などと言おうものなら「厄介なおじさん・おばさん認定」です。
本来であれば、会社は社員に対し、会社のサービスを売って利益を出してくれた見返りにお金をお支払いするのですから、社員はその会社に入った以上、一生懸命にサービスを売る構造なはず。ですが、押しつけられる仕事はしたくない、売りたくないサービスは売らないのが今流。
会社は、社員が働きやすい環境を整え、社員の話に耳を傾け自社製品について考え直すことを始めました。
結果、良い製品となり社会にとってもとても有益性の高い構造となる。とても良い循環です。
新たな問題
決して良いことだけではありません。今回はここがポイント。
時間から時間働いて、生産性が上がっているのであれば別ですが、自分の仕事が利益を生み出していなくても、雇ったからには会社の責任としてお金払ってもらえる。イコール「適当でいいじゃん。」このタイプの人がネット上で意見を言えようになったことが1番の問題です。このタイプの人は勘違いをしています。それはただのワガママです。
前記した「押しつけられる仕事はしたくない、売りたくないサービスは売らない」これは、「自分じゃなくてもできるような仕事(新人がお茶を入れるなど)には抵抗があることや、自分が良いと思えないサービスをお客様に売りたくない」という意味になります。ここと、ただのワガママがごっちゃになっていませんか?会社は社員の話を聞き改善するのが当たり前と思っていませんか?
自分が働く会社のサービスに愛着がなく、エンドユーザーに自信を持ってセールスできないなら、転職して自分が働くことの意味を見つけた方が良いのではないかと思うのです。
どんなサービスも、必ずエンドユーザーがいます。そのサービス(商品)で喜ぶ人がいるのです。仕事はその人のことを思って取り組むと「良いわがまま」が生まれその会社は成長するのではないでしょうか。
これは私の思いなので、もしかしたら私が常識離れして、おかと違いな内容だと感じる方もいるかもしれません。
いま自分はどんな姿勢で仕事を取り組んでいますか?
私は普段マネジメントをする立場で仕事をしています。そこで、自分のクライアントをそのまま任せられる人材を育てることの難しさを感じています。
会社にとって良いワガママを言っている人は、自立が早いです。
一方、ただのワガママを言っている人は仕事を任せることができません。
私が育てたい人材は、自分の仕事の先に必ず「人」がいることを意識して取り組める人。少し極端な例えですが、与えられた仕事をこなすだけであれば誰でも良いのです。
若い人は自分が働く会社のことではなく、その先の「人」を意識して仕事をしてみると、会社に新しい風を吹き込むワガママな社員になれるかもしれませんよ。
同じように、人を育てることに悩んでいる方
または、マネジメントされる側の意見もコメントいただけると嬉しいです。
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