「思い出の曲はなんですか?」この言葉に答えられなかったワケがわかりました
思い出の1曲はその人の青春をあらわす!?
皆さんは、「思い出の曲はなんですか」と聞かれるときっと若い頃(一般的に青春と言われるころ)に聴いていた曲が浮かぶのではないでしょうか。
きっとその曲は、淡く当時をセピア色で思い出させて、一気にタイムマシーンで当時の感情を呼び戻してくれる。
初恋・失恋・友情
これが、私が思う「思い出の曲」という言葉が持つ「意味」でした。
ですが、実際に私の脳裏に浮かぶ思い出の曲は「尾崎豊の15の夜」なのです。I LOVE YOUではなく15の夜。
「15の夜」と答えられないワケ
中学3年生だった私は、この曲をWALKMANで流し続けていました。
流しながら夜の街にでて遊んでいた。「遊ぶ」といっても田舎なので何もない街で、ただ同じような仲間が屯っている場所に出向き、何をするわけでもなくその輪の中にいただけ。
その頃の自分そのものを歌っているような歌詞に酔っていたのだと思います。
だって、尾崎豊の曲は他にも名曲が山ほどあるのだから。
そして、私もこの曲を聴くとタイムマシーンには乗れるのです。
ですが、そこには淡い感情や「初恋・失恋・友情」がないのです。
何が私を夜の街に連れ出したのか、それすら分からない。記憶がないのとは違います。(たぶん)
結局私は高校も行かず、適当な10代を過ごし心から気を許せる友だちもいなかった気がします。
失恋をして泣きじゃくった記憶も、誰かを好きになって恋焦がれた記憶もありません。
何をいいたかったかというと、
「思い出の曲」で淡い気持ちを思い出したり、懐かしい!と話が盛り上がる
そんな当たり前のことができない自分に改めて気がついたということでした。
お酒の席で「思い出の曲なんですか?」話を盛り上げるための話題をふられた時に答えられずにダマってしまったことは数えきれません。
でも、答えられなかった理由がここに書くことで分かりました。
とりあえず、「思い出の曲はなんですか?」この「応え」を準備しておこうと思います。
あとがき
同じような感情をお持ちの方がいたらぜひコメントください。
ちなみに、なんで私がそのような10代を過ごしていたのかも不明。家庭環境に問題があったワケでも学校に問題があったワケでもないのです。
15歳の私に聞いてみたいです。。