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毎日note〜現在おやすみ中〜

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毎日決められたお題について書いていくnote。 書く練習でもあり、心の解像度を上げていくための場所。
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#毎日noteとは

たった一回の人生では語れないもの

たった一回の人生では語れないもの

子供の頃、「いい大学に入っていい会社に入ることがあなたにとって幸せだと思うから勉強をしなさい」と言われ続けてきた。
幼いながらに「自分の幸せ」を定義されることがすごく嫌だった。
とにかく親の定義する「幸せのルール」を壊したくて、大学には行かず、とにかく反抗をし続けていた。
結果として大学に行かなかったことはとても後悔しているし、大きなコンプレックスにはなってしまったけれど、別に私は不幸にならなかっ

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「伝わる」文章に必要なこと

「伝わる」文章に必要なこと


「蝶のように舞い、蜂のように刺す」

軽やかなフットワークと、鋭いジャブで相手を的確に仕留める伝説のボクサー、モハメド・アリが自身のことを評した言葉だ。
軽やかなフロウで韻を踏み、的確な言葉で相手を刺すラップバトルでよく使われているビート、SOUL SCREAMの「蜂と蝶」のリリックにもこの言葉が使われている。

今年のはじめ、「谷川俊太郎展」で改めて彼の作品を読んだとき、彼の紡ぎだす言葉はまさ

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初対面でアドリブをどれだけ交わせるか

初対面でアドリブをどれだけ交わせるか

合コンが苦手だ。
というより、出会いを目的とした男女が集まる場所がとても苦手だ。
業界人の集まるハイエンドなバーとか、ダサめのEDMがかかっているようなクラブとか。
そもそもそういう場所にあまり行ったことがないので、完全なる主観というかイメージなんだけど、そういう場所ではみんな同じような会話をしてるから。
「好きな食べ物は?」とか「どんな仕事をしてるの?」とか。
汎用性が高くて相手が誰でも通用して

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永遠に議論されているあのテーマについて

永遠に議論されているあのテーマについて

男女の間に友情は成立するのか。
永遠に語られるテーマだけど、多様性が叫ばれているこの時代にこうした議論をするのならば「性の対象である他人との間に友情は成立するか」という議論の方が正しいかもしれない。
ノンケの友人に片思いをしていたゲイの友人は、自分の想いを彼に打ち明けたら友情が壊れてしまうことを危惧して思い悩んでいた。

私が人生で初めて告白されたのは高校一年生の春だった。
高校生になって初めて持

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「違い」を愛でていくこと

「違い」を愛でていくこと

一般的に男性は物事をシンプルに考え、女性は複雑に考えるものだという。
個人差はあると思うけれど、自分や周りの人を思い浮かべるとだいたい当てはまっているような気もする。

思考回路が違うから「男女は分かり合えない」なんて言われているけれど、きっとそれはお互いがそれぞれの「違い」に向き合っていないからだ。

男と女は全然違う。
違うからこそ、自分にはない「素敵なところ」に目を向けるべきだ。

とはいえ

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