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【芸術の森公園】イチョウ並木と園内の紅葉(2024.11.16)

はじめに

 11月になっても温暖な日が続く甲府盆地ですが、紅葉が見られるようになってまいりました。昨年に続いて、山梨県立美術館山梨県立文学館のある甲府市内の芸術の森公園で紅葉を見てまいりました。近くまで出かける用事のついでに立ち寄るつもりがしたが、周辺はたいへんな混雑でした。実はマルシェイベントの開催日だったのです。ふだんとは違う公園の賑わいの中での紅葉散策でした。

駐車場は満車、臨時駐車場も列

 昨年の模様はこちらをご覧ください。

「#紅葉前線レポート」応募作の中で
先週特にスキを集めた記事に選出 2024.11.25

マルシェ開催日

 当日、いつにない道路の混雑に驚いていたところ、秋恒例のMusée Marché~美術館&文学館のマルシェ~2024(2024.11.16~17)を開催日であることを思い出しました。出掛ける途中のためマルシェを楽む余裕はありません。おまけにクルマで移動していたため駐車場に入れず時間の経過とともに焦るばかりです。

園内マップ 出典 : 山梨県立美術館HP

 正面入り口からずらりと出展が並びます。

チラシを配る案内スタッフ

 一日曇り空でしたが、午前中にもかかわらず人がいっぱいです。

美術館から見渡す
芝生広場から

イチョウ並木

 芸術の森公園のある国道52号は美術館通りと呼ばれ、駐車場はイチョウが植えられており、紅葉シーズンには地元テレビでも必ず紹介されるくらいイチョウの名所になっています。

歩道もイチョウで
黄色に染まった
だいぶ落ちて来た

 ふと、ハトバスの団体が到着、黄色いもの同士の対面です。

美術館は有名な観光コース

芝生広場から

 公園内はもみじやブナなど広葉樹が植えられています。芝生はくつろぐ人たちでいっぱいです。

佐藤正明 《ザ・ビッグアップルNo.45》2007年

 木と作品がちょっと似た感じなので撮ってみました。

吾妻兼治郎 《YU-5》 1986年

 文学館の赤レンガと色づいた木々のコラボレーション。

文学館の噴水近くにて
文学館の周りは木々が色づく

バラ園

 美術館の建物のほうへ進み「バルビゾンの庭」からバラ園のある奥の方へ進んでみました。

アンリ・シャピュ《ミレーとルソーの記念碑》1884年
ボテロ《リトル・バード》1988年

 から、バラ園は毎年5月に見頃を迎えることで有名ですが、この時期も濃い色を中心に咲いていました。ただ、紅葉の時期、バラ園を訪れる人は少ないです。

クロチェッティ《踊り子》1972年

 5月のバラ園の様子はこちらをご覧ください。

モミジの遊歩道

 場所を変えて、駐車場に近いモミジの遊歩道を歩きます。モミジの遊歩道という名のわりには、紅葉の具合は寂しいです。まだ陽気が暖かい影響でしょうか。緑色を残しながら赤い部分がみられます。

緑色した木のほうが多い
1本の木でも赤と緑が
真っ赤に紅葉した木をみつけた

日本庭園

 モミジの遊歩道を進み、文学館のほうに戻ってきました。文学館の建物の裏手に日本庭園があります。

ひときわ真っ赤モミジ
全体的にはやや混色

こだま広場

 さらに人奥へ進むとこだま広場こと、野外音楽堂です。紅葉が3段階に紅葉しています。

誰もいない音楽堂
音楽堂の周辺

おわりに

 イチョウ並木と芸術の森公園の紅葉の様子を紹介しました。11月20日は山梨県民の日で、美術館と文学館は無料でご観覧できます。イベントもあるようで、平日ではありますが、機会のある方は紅葉見物と併せてお出かけください。

続く美術館通りのイチョウ並木


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