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採用広報未経験の私がdelyに入社して3ヶ月、取り組んだ4つのこと

社会人になって7年、人生はじめての転職をしました。
今年の4月から新たなスタートを切って、dely株式会社で採用広報の仕事にチャレンジしています。先日、まるっと3ヶ月が経ちました。ちょっとした節目ということで、入社エントリとしてdelyに飛び込んだ理由と3ヶ月の仕事の振り返りをしたいと思います。


広報は未経験。前職は編集者でした。

私のいまの肩書きは「採用広報」です。しかし、広報の仕事はまったくの未経験でした。

以前勤めていたのはグルメメディアの運営会社。新卒で飲食店の営業からキャリアをスタートし、毎日テレアポをして目標金額を追いかける仕事をしていましたが、レストランで働く方々と関わるなかで、自らが営業で獲得してきた案件をライターさんにお願いするよりも「自分で書きたい!」という気持ちが高まり、編集部に異動しました。

そこからは5年間、レストランやシェフの方にインタビューして記事を書いたり、SNSの運用をしたり、マンガの編集をしたり、レシピ動画をつくってYouTubeの運用をしたり.....などなど。日々模索しながら、なんでも屋さんのように様々な仕事をしていました。

社内の良さを知ってもらう仕事って、面白いかもしれない。

編集者として外でインタビューしたものを発信するなか、「なにか新しいことがしたいな」と思い半ば勝手に立ち上げたのが社員ブログとしてのnote。グルメメディアの社員がオススメのお店を紹介するという企画や、社内プロジェクトの裏側を語る記事をつくることにしました。

どんな反応がもらえるか不安でしたが、ありがたいことにSNSなどでポジティブなコメントも多くいただき、「会社や社員の発信をすることで、メディアやプロダクトだけではなく“企業ごと“好きになってもらえるって良いことだな」と強く感じました。これは、採用広報に憧れることになった、ひとつの原体験だと思います。

delyに転職した理由

昨年の冬、30歳を目前とし、発信者として自身のキャリアアップを考えました。

引き続き「つくる」ということは続けていきたい。でも、編集者という肩書きにはとらわれない。それに加えて、大切にしたい3つのことを軸にして会社選びをしました。

①自社プロダクト(商品・サービス)を持っている会社であること
②そのプロダクトを自分自身が好きだと思えること
③そのプロダクトをつくる社員やカルチャーも魅力的に発信できる要素があること

そんななかで出会ったのが、dely株式会社。そして「採用広報」という職種でした。募集をみつけた瞬間「これは!」と思いすぐに応募しました。

前職で自ら動画づくりを行うなかで「クラシル」は憧れの存在でしたし、カルチャーデックやPodcastで発信される内容も魅力的です。そして、会社のSNS発信などは、自分の知見を活かせばまだパワーアップできることもあるかもしれない......。私が採用広報として、この会社の魅力を外に広めていけるかと想像するとワクワクしました。

何よりありがたかったのが、ライティングスキルとSNS運用経験があれば、未経験でもチャレンジできたということ。ステップアップするための新たな経験ができること、そしてたくさん学び、チャレンジできる環境に期待をして、delyに入社を決めました。


入社3ヶ月でこんな仕事をしました

未経験で採用広報として入社をして、最初の3ヶ月に求められたことはこんなことでした。

・インプットとアウトプットを繰り返し、delyの社員と事業・事業構造を理解すること
・インタビュー記事の企画、取材、執筆を通じて理解を深めること
 ・コーポレートサイト/会社資料のリニューアルを通じて社内外とのコミュニケーションを深めること

入社時のオファーレターより📬

この内容をもとに、入社前にオンボーディングの時間をいただき、広報業務や他社事例についてインプット、そして入社後は具体的なアクションとして4つのことを行いました。


①社員インタビューの制作

この3ヶ月は採用を強化しているセールスチームのことやリリースを絡めたインタビュー記事を書きました。

入社してまもない中で、メンバーに直接仕事の話を聞けるのは、delyの組織や事業、それぞれの業務を理解するためのとっても良い機会でした。

しかし課題になったのが「職種ごとの知識」が必要であるということ
営業メンバーに話を聞くときには広告業界の知見が必要になりましたし、CFOのインタビューではIRや投資の知識も必要だと感じました。そんな中で、時間をかけても、ひとつずつ学びながら、記事を丁寧に仕上げていくことを許していただいたことで理解がより深まったと感じています。

なお、記事内の写真については社員のしょま君に撮影いただいてます。普段はクラシルの広告ディレクターを担当していますが、カメラマンとしてもとっても優秀で、メンバーの雰囲気に合わせてライティングを変えるなど、いつも最高の写真を仕上げてくれます。バナークリエイティブも社内デザイナーのharucaさんにお願いしています。いつもありがとうございます……!

私の手書きラフも、写真&デザインでこんなに素敵に。
現在delyのnoteはひとりで執筆していますが、noteチームの輪は今後広げていきたいですね💪


②採用SNSをつくり、運用する

delyの採用情報をお届けするコーポレートSNSをはじめました。

TwitterFacebookLinkedinのコーポレートアカウントはすでにあったものの運用ができていなかったので再開。Instagramは他のSNSでは獲得できない層へのリーチに期待をして新たにスタートしました。投稿は社員インタビューやリリース、社内のことを中心に発信しています。

Instagramの投稿はまだまだ試行錯誤中です…💭

前職ではメディアのSNSを運用していたので、コンテンツは日々生み出されていたのでどう発信していくかに注力していました。しかし、企業の採用広報である以上、コンテンツは自ら作っていくことはもちろん、事業広報や採用チームと連携して見つけていくことも重要です。自らキャッチアップしていく力が試されました。

その点において、delyはslackやDocbase、Notionなどで情報がすべてオープンになっていたということがキャッチアップに役立ちました。各部署のリクルートチャンネルや事業部・チームごとの発信を見つけて発信につなげていくことができました。

とはいえ、まだコミュニケーションできていない人も多く、「素敵な仕事しているなあ」「そのネタ採用広報したいな…」と思いながらも声をかけられずムズムズとしている自分がいます。次はもっともっと積極的に動き、より細かなキャッチアップ、発信ネタ探しをしていかねば……!と思っています。

SNSは現在ひとりで運用をしていますが、クラシルSNSチームから知見を共有いただく機会などもあり、近くにいるメンバーから学ぶことができるのは事業会社の強みだなとも感じています。


③社員のSNS促進

コーポレートSNSを運用していて実感するのが、「なかかな自分の力だけではリーチを伸ばしていくのが難しい...!」ということ。共感性を生むことや拡散が肝になるSNSという土俵において、企業からの発信だけではなく社員のみなさんそれぞれ発信が大事だということを深く実感しました。

ということで、社員の皆さんにSNSやnoteで発信してもらうためのガイダンスを企画・実施しました。

会社のホールで開催しました。マイクを持っているのが私です。
緊張しすぎで汗だく、記憶が少々おぼろげです💭

1回目は採用に関わるメンバーを中心に40人ほどが参加。delyのSNSの考え方や、社員の皆さんにお手伝いいただきたいこと、そしてゴールを達成するために採用広報がサポートできることをまとめてお話しました。

みなさん真剣に話を聞いていただき、後日SNSアカウントを作成いただいたり、slackで「情報発信をしたいので相談させてください!」などメッセージをいただきました。「イベントやってよかった。反応もあって本当にありがたいな…」と感じる日々です。

イベントに参加できなかった方に向けて、「読むイベント」としてDocbase版も作成しました

今後は、dely社員のみなさんが気持ちよく、楽しく発信できるような仕組み・制度づくりなども整えていきたいと思っています。note勉強会も実施予定です!

④採用にまつわるリニューアルあれこれ

こちらは現在進行形で取り組み中の案件。採用資料やコーポレートサイトのリニューアルを進行中です。
会社資料は会社の組織や事業・制度など全体像を理解しなくては製作できないもの。インプットとアウトプットが重要になる大切な仕事入社してすぐにチャレンジさせていただけたのが嬉しかったです。これは公開後、後々別noteにかけるといいなあと思っています。


「バッターボックスに立って、とにかくバットを振ることが重要」

これは最終面接でCFOの戸田さんに言われたことです。

当時は未経験で広報として働くこと、そして初めての転職で不安がたくさんありました。しかし、この言葉をかけてもらったおかげで不安が払拭できましたし、いま仕事をする上でも大きな心の支えになっています。
(面接後にこんなメール↓を送っていたほどでした…!)

現時点ではご縁があればぜひ入社したく思っております。

面接の時に聞かれた具体的なアイデアも自宅に帰ってからも黙々と考えてしまうほどでした。
自分の中でまだ力量不足の部分があるかもしれないと不安に思うこともありますが、戸田さんが「まずたくさんバッターボックスに立つことが大事だから」と言ってくれたことで、すごく安心したようにも思えます。

何卒よろしくお願いします。

最終面接後、私からエージェントに送ったメールより抜粋📨

まだホームランを打つことはできなかったけれど、「こうすれば打てるかも?」と試行錯誤しながらバットを振った3ヶ月だったと思います。(次はもっともっとチャレンジして、ヒットを安定的に打てるようになりたいですね…!)

また、delyのバリューのひとつ「Good to Great」のなかに「We are all challenger」と言う考え方があります。

dely株式会社 カルチャーデックより


これは、成長のためには多くの挑戦が必要であり何度失敗しても挑戦し続けられる文化があるということ。だからこそ「未経験でも関係ない。自分ができることからスタートして、とにかくいろんなことに挑戦しよう!」という気持ちでいられているのだとおもっています。

入社して3ヶ月はあっというまでした。そしてこれからも、やることはまだたくさんあります。いま「採用広報」の肩書きがあるのは私だけで、裁量を与えてもらえています。だからこそやりたいことを自分でみつけていかなくちゃいけない責任感もありますが、自分のチャレンジや成長に繋がる最高の環境です。(そして、広報未経験でも受け入れてくれた上司のサポートのおかげで、毎日楽しく仕事ができています…!)

また次の振り返りnoteの時「delyの採用広報、これだけ盛り上げましたよ〜!」と胸を張って言えるように、頑張っていきたいと思います。


さいごに

delyの採用広報を盛り上げるために、自身のSNS発信も頑張っていくことにしました。まずはTwitterで、delyのことはもちろん、採用や広報のことについてゆるゆると発信しています。

SNSを通して、いろんな会社の採用広報のみなさんとも繋がれたらいいなと思っています。もしよろしければTwitterをフォローいただけたら嬉しいです!🌴🥝

↗︎Twitterアカウントはこちら


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