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備忘録 田中一村

令和6年6月23日 アメブロ投稿分より抜粋

田中一村という画家の作品は、超越した自然美を通じて眺めた"愛の容"と思える。これだけは解る。


 多様性が声高にされ、人権が一定のガバナンスのもと担保される今世。
果たして、地獄の閻魔様に手土産を持ってゆかねばならぬ生きすがら~ というものに想い馳せることはできるだろうか。寄り添えるだろうか。極めてタイトな制限と許容という時代を生きた人間にしか"地獄の閻魔様に手土産を"とはならぬはずである。

その制限と許容ですら御仏(みほとけ)が創りたもうたものではない。


今の時代にこれを書けたとするのなら、生きていられるか微妙だろう。むしろ書く以前に逝っているかもしれぬわなぁ。
それほどまでに、この画家の真実は重いのである。


飛鳥世一
※ある意味、制御機能は働いているのか、今のところ。

田中一村 枇榔の森に崑崙花
自然の模倣ではない。超越した自然美を通じた愛が迸り容をなす ! 

文 アメブロ 異端のTourism Doctrine
「いやいやいや~ ごめんなさい。それだけは、田中一村だけは……」から。

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