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新章・鱗粉 ソードの9とジャッジメント ◆まえがき (本編8385文字)
おかげさまで予定通り校了までたどり着けました。
これも一重にnoteの読者の皆様のお蔭と心より御礼申し上げます。
ありがとうございます。
どうだっか…… 正直大変難しい作業となりました。
元々の初稿の設定を一切変えず、Side Bでは真弓が主体となって話が進むという試み。結果的には真弓と健ニイの会話文は、ほぼ全体を引き継いだ格好のまま進めることが出来ました。 結果、原稿の量が5割ほどアップ(笑)
文字数増やしてないのに…… ワードの表記文字数と随分違うなぁ。謎
書いていて興味深く思えたのはアジアン雑貨のお店の主の存在感に助けられたことです。彼女の存在感が高まることによって真弓の心境、心のあり様の変化、話の筋に合理性をつけることが出来ました。
たぶん、第1話であの主の女性を出していなかったとするなら纏められなかったかもしれません。
そもそも、こうして続編を書く予定はありませんでしたから、長さ的にも緻密細密なプロット構築から入った作品ではありません。
それどころか、初稿はものの6時間ほどで書き上げ、わたしのブログに投げ込みした程度の作品。その作品をnoteでのアップ用に推敲修正加筆を行い、アップした作品ですから、最初から第2話の想定はありませんでした。
書き上げて感じたことですが、なんか、終わらないねこの話し。
いつ、どのように書くかは分からないけど、今回の新章の展開で終わらない話しになってしまったようです。
また、前回の「小説・鱗粉」に大変心温まる激励コメントをはじめて頂けたこともあり、私自身このSide Bの大きなモチベーションともなりましたことから、一部作中にお礼と敬意の意味を込め、気配を成す上で重要なパートを配させて頂きました。ご迷惑かもしれませんが、ご寛容頂ければ幸甚に存じます。
書いた人間が申し上げるのもおかしな話ですが、とても勉強になりました。
やはり、一つの作品を様々な書き方が出来るようになるということは大切なのかもしれないと改めて感じた次第です。
さて、この11月。九日間ほど入院しておりまして、退院したのが16日。そこからこのnoteさんと真剣に向き合い取り組ませて頂いてきました。
お陰様で月末にはなんと還暦を迎え、そしてこの十二月。
月末には締め切りを迎えるコンペが二件控えていますね。
一年を締め括る上でも、精々良い作品を仕上げご挨拶へと向かう次第。
ここを訪れて頂けた皆様に素敵なクリスマスと素敵な年末年始が訪れることをお祈り申し上げ、またモチベーションと機会を授けて頂けた皆様に衷心よりの御礼を申し上げ「新章・鱗粉」ソードの9とジャッジメントまえがきと代えさせていただきます。
作品は予定通り12/03 13:00のアップです。
時節柄ご自愛いただきますよう
2022年12月02日
飛 鳥 世 一