azitarou
わたしの雑記マガジンです。内容不問、分量も不問な不定形な記事を収集しています。
わたしが執筆した小説作品です。実際パルプ。おまえを打ち抜く覚悟がある。
主にわたしが、おすすめエンタメの紹介をしている小話集です。どれもめちゃくちゃ面白い。
主にわたしが、心を打たれたアニメについて語っている小話集です。
主にわたしが、好きな音楽について語っている小話集です。
お久しぶりです。azitarouです。 逆噴射小説大賞2024お疲れ様でした。今年は「空騒ぎフラッパー」で参加しました。 個人的な最近の流行に合わせてジュブナイルでメメント・モるような方向でつらつらと書いたのですが、「ちくしょう……このままだと辛気臭くてベンチでクジラを考える小説の亜種になっちまう……そうだ!生霊を出して夢バトルさせようぜ夢バトル!」という感じで後半の展開を盛ったのですが、800文字内でのバランス配分は非常に難しく、どうにも宙ぶらりんな感じになってしま
「なあ、死後の世界ってあんのかな」 「何オマエ、寺島にやったこと後悔してんの?」 「バカ、んなわけねーだろ」 火野と三浦が軽口を交わすのを、僕はすぐ傍で聞いていた。 屋上はがらんとしている。ここから寺島サトルが飛び降り自殺をしたせいだ。 「でもまあ、いい気はしねえな」 「違いねえ」 「案外ユーレイになってその辺にいたりして」 「縁起でもねえこと言うなよ、三浦ァ」 三浦は鷹揚に手を振り、僕の体を透り抜けて校舎に戻っていった。 火野は屋上に残った。五限をサボるつもり
カクヨムに小説を投稿しました。ティーンエイジャーがLOVEの話をします その2 多目的ラバーズ 放課後の習作/アジタロ - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16818093085201771148/episodes/16818093085807315385
急にイマジネーションが降り立ったのでカクヨムに小説を投稿しました。青春ダベり話です。 https://kakuyomu.jp/works/16818093085201771148/episodes/16818093085201995899
別に恋愛至上主義を掲げたいわけではないが、年若いティーンエイジャー、特に学生にとって、彼氏彼女という存在はこの上ないステータスだ。そこには学内のヒエラルキーやカーストのような打算があったとしても「自分だけの一番」「相手だけの一番」をお互いにあてはめられる間柄は唯一無二だろう。 しかし、一人の男が二人以上の女性の肩を抱くことは常識的にありえない。そのまた逆も然り。悲しいかな、恋愛は競争だ。同じ異性を好きになったとしても、選ばれるのはどちらか片方だけ。一人とは一人しか結ばれ
なんかもう夏も終わりらしいですよ。めちゃくちゃ暑かったですね今年の夏。全然外出する気にもならなくて、盆休みもずっとステイホームしていました。ゲームと小説が捗る。 「空の境界」を読んだ 本当に今更な話であるが、先日ようやく「空の境界」を読み終えた。 マジで傑作だった。最高に面白い。20年前に読んでいれば人生がめちゃくちゃになっていただろう。 なぜ今まで手を付けなかったかと言うと、星辰の巡り合わせが悪かった……というわけでは当然なく、私が学生だった時点で既にFate
一、デッドマン・イン・イーストエンド イーストエンドという地名は、かつてこの地を開拓した冒険家が「ここが世界の最西端だ」と宣言したことに端を発する。彼らは大海原を西へと旅立ち、新大陸に上陸すると、その広大な大地の横断を試みた。ひたすらに西へ西へと突き進み、森を切り開き、原住民族と争い、疫病に苦しめられ、枯渇した食糧の代わりに蛇や鰐まで食らい、半数近い人員を失いながらも、ようやく見えてきた海岸線に隊員たちは歓喜の声をあげたという。 「実際には、その冒険家は方位を見誤り、知
ヒトリエのCDを始めて見たのは、メロンブックスの同人音楽コーナーだった。 独特な匂いが充満する店内で、VOCALOIDや東方Project、その他大量の同人CDに入り混じって「ルームシック・ガールズエスケープ」が置いてあった。wowakaがバンドを始めたことはネットの風の噂で知っていたが、バンドのインディーズCDをこんなとこに置いてもいいんだと思った。買って聴いてみたが、それが良い曲なのか悪い曲なのかは分からなかった。 当時のおれは浴びるようにVOCALOID楽曲を
ロックという言葉が嫌いだ。 正確に言うと「ロックだねえ~」とか「ロックな生き様」とか「ロックすぎる(笑)」みたいな、形容表現としてロックという言葉が使われるのが嫌いだ。 別に何か高尚な理由があるわけではない。しゃらくさいとか気に入らないとかそういうレベルの話だ。だいたい、そういう言葉が聞こえてくるのはテレビのバラエティ番組だとか、あるいはネットで何かを揶揄するときのやっすいコメントで見るのが主で、おれはそんなことを口走るやつらを心底バカにしていた。ロックと言われてい
2作目のウマ娘二次創作小説をpixivに投稿しました。よろしくお願いします。 トランセンドが長期休暇中に俺の部屋に上がり込んできてダラダラする話 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22099822
ウマ娘二次創作小説をpixiviに投稿しました。よろしくお願いします。 ライブ練習と称しトランセンドとカラオケオールして朝焼けの中フラフラになりながら二人で部屋に帰る話 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21940776
この前書いたトランセンド記事がいつの間にかすごい伸びていた。反応を見てると、この記事をきっかけにトランセンドをお迎えしたとか久々にウマ娘に復帰したとという人もおり、「書いたかいがあったなあ」と感慨深い。読んでいただいてありがとうございます。 ここ一週間でトランセンドのファンアートもめちゃくちゃ流れてきて他のウマ娘とは少し違った流行になっているのも面白い。それはそれとして、ピックアップ期間は既に終了し、メインストーリーが更新されたり他のソシャゲでイベントが始まったりして徐
それは、あまりにも突然のことだった。 ただただ惰性でデイリーを消化し続けて早2年、アニメはRttT1話で停止ボタンを押したままで、最近発表されたウマ娘も全く把握しきれず、タイトルホルダーとイクイノックスの引退を境にリアル競馬からも距離が離れつつあった矢先だったのに。 おれは「ウマ娘 プリティーダービー」を五億年ぶりにスキップなし・ボイス有りでストーリーを読み、レースもライブも飛ばさずに全てを見届け、育成を完了し・・・その物語に打ちのめされ・・・嗚咽し、むせび泣いた。
私にとって高校生時代にプレイした「ペルソナ3ポータブル」は忘れられない作品だった。時はリーマンショックで先行きが見えない世の中に将来が見通せなくて、憂鬱な日々を過ごしていたことを覚えている。あの時点で既にオリジナル版から2年経過していた物語は、それでも全く色褪せておらず、かけがえのない体験だった。そんな思春期の年頃にペルソナ、ひいてはアトラス作品に出会ったことによる後の人生への多大な影響は計り知れない(この後のシリーズはもちろんのこと、メガテンまで遡っていくことになるのだが
毎年この時期は年度末案件に忙殺されるのでアウトプットする余力がなく、つらみがすごい。せめて月に一度くらいはまとまった文章を書く機会をつくりたいので、今ここで書きます。 ブルスカを始めた もうずっと前からだけどXはインターネットの淀みがかなりキツくなってきたので、ブルースカイのアカウントを取得しました。とは言うものの完全に移行するのは当分先になりそう。なんだかんだ言って情報が流れてくるのはXが一番早いので……。 ペルソナ3リロードをやっている あのペルソナ3をペル
気付いたら年が明けて一週間経ってるってマジですか。月日の流れが早すぎる……。 2024年始まって早々に世の中は大変なことになっていて、正月特番は吹っ飛ぶわニュースは暗い話題ばかりだわインターネットはインターネットしているわで本当に気が滅入り、何もやる気にならなかったので休みの間はずっとテレビでRTA in Japanの動画を流し続けていました。ありがとう、RTA in Japan。 ちなみに新年の映画初めは「さかなのこ」、小説初めは「アンデッドガール・マーダーファル