【ギョーザの出ない「東京ギョーザ会」】フリーランス交流会で、複業ライターとしての魅せ方、在り方について考えさせられた話
こんにちは、水無瀬あずさです。待ちに待った3連休初日、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は朝だけちょっとゆっくりしつつ、普通に仕事をしております。子どもたちに「社畜・・・」とドン引きされたって気にしない!(だって社畜じゃないし)
さて昨日は13日の金曜日、ジェイソンさんがやってくる日でしたが、Xで申し込んだフリーランス交流会「東京ギョーザ会」が開催されるとあって、エンジニア業は午後休を取り、いそいそと馳せ参じてきました。2024年の私の目標の一つが「交流会に参加する」ということで、目標達成に向けて動いた次第ですが、久しぶりに都内の電車ラッシュと長時間電車で立っているのはなかなかにツラく、ああ私もう電車通勤とか無理だわあという思いを新たにしました。もう私、引きこもりでいい。リモートワーク万歳。
ということで今回は、勇気を振り絞って参加した「東京ギョーザ会」の様子と、私が個人的に「収穫だったな」と感じたことなどをまとめてみたいと思います。今回の私の目的は、あくまでも交流会に「参加する」こと、そして「つながり」を作ることだったので、今日ここで「イエーイ!交流会のおかげで仕事に繋がったYO!」とかそういう報告はないんですけれども(今後あるといいなあ)、いつもとは全然違う刺激を受け、いろいろと考えさせられるものがあったので、参加してとても良かったと感じています。まあ、ギョーザは食べられなかったけど・・・。
もし今フリーランスで、「交流会って参加したほうがいいのかな?」と悩んでいる人、「繋がりを作っていきたい!」と考えている人に、少しでも参考になれば嬉しいです。それでは今回も、最後までよろしくお付き合いください。
ギョーザの出ない「東京ギョーザ会」
空き時間にXを見て情報収集をするのが日課なのですが、たまたま「おすすめ」で出てきたフリーランス交流会というのに興味を持ちました。
Xを見ていると昨今何やらWebライターで溢れていて、やれ無料教材だ有料教材だオンラインサロンだコミュニティだという話題には尽きないのですが、野良ライターの私は別にそういうのに参加したいわけではなくて。知らない人がいない状態で一人で行けて、しかも怪しくない(!)交流会がないかをずっと探していました。で、今回の「東京ギョーザ会」、主宰のINOUEさんは所属も明かされているから怪しくないっぽいし、一見さんでも大丈夫的な雰囲気を感じたもので、「これだ!」と早々に参加表明をしたのでした。人数が多くて最終的に抽選になったそうで、絶対ムリだと諦めていましたが、当選のご連絡を貰えてラッキーだったな。
これまでに何回か開催されているという「ギョーザ会」、名目としては「フリーランス同士で交流をしつつ、ギョーザをみんなで食べようの会」らしいのですが、何とこれまでギョーザが出たことはないそうで。なんでやねん!ギョーザの出ないギョーザ会、「今度こそは!」と満を持しての今回だったようですが、結果として、今回もやっぱりギョーザは出ませんでした。代わりにメロンパンが出ました(しかも数量限定)。なんでやねん!!!
ギョーザはさておき、3時間ぐらいの限られた時間でしたが、多くの人と名刺交換をしたりお話をする機会を得ました。同業者のライターはもちろん、イラストレーターさん、カメラマンさんなどと話ができて、しかも経験豊かな皆さんから興味深いお話をいろいろ聞けたのは個人的にかなり収穫だったかなと思います。何人か「お友達になりたい」って人もいたし、なるほど交流会ってこういう雰囲気なのねってことを知れたという意味でも、意義深かったです。
ちなみにフリーランス交流会、6月に別のものには参加しているのですが、あのときはジャグリングショーのオマケみたいなものだったので、雰囲気がだいぶ違ったな。その時の様子はこちらの記事をどうぞ。そういう違いを知れたという意味でも、今回の交流会は非常に興味深かったです。
当日の様子はこちら。写真の左側、薄ピンクのTシャツで後ろ向いているの私です。たぶん檸檬堂を取っているところではなかろうか(ビールが飲みたかった)。
空腹と腰痛が限界だったので、お開きと同時に早々に帰ってしまったノリの悪い私ですが、最後に主宰のINOUEさんにだけはどうしても名刺を渡したい!と思って急いでご挨拶したところ、「あ、いつもたくさんイイネしてくれる人!」と言われて、何かごめん・・・と思いました。だって「おすすめ」に出てくるから・・・
東京ギョーザ会で個人的に収穫だったこと
初めて「東京ギョーザ会」に参加してみて、個人的に色々と気づかされたことがあったのでまとめてみます。
異業種のクリエイターと繋がれた!
参加するまでは、「同業=ライター仲間と繋がれたらいいなあ」と思っていたのですが、最初にお話しした方が「ライターもイラストレーターも、同業者よりは編集者と知り合えないと仕事には繋がらないですよね」と言っていて、ああ確かにそうかも!と目から鱗でした。結局クライアントワークをしていると仕事は「貰う」側なので、発注する人と知り合えないとあんまり意味はないんだよな。当たり前のことなのに、なんか見落としがちだけど、大事なことだと感じました。まあ私は今回別に「仕事を獲ること」が目的ではなかったので、全然問題ないんですけども。
ということで、会場ではライターさんはもちろん、イラストレーターやカメラマンさんともいろいろお話をさせていただきました。絵を書くのも写真を撮るのも好きだけど仕事にできるほどではない私にとって、それを専門のお仕事にできているってすごいな、羨ましいな、カッコいいなって本当に思います。そういう「好き」を仕事にできている皆さんと繋がっておけば、自分が迷った時の道しるべにできるかもしれないし、将来もっと何か面白いことができるきっかけになるかもしれない。そういうのって、今すぐ仕事に繋がらなくても、ちょっとワクワクしますよね。
自己PRの具体的な方法を知れた!
いろいろな方のポートフォリオを拝見して、なるほど自己PRのやり方って意外といろいろあるんだなあというのが個人的には大きな発見でした。
自作のパンフレットや宣材セットをいただいたり、手掛けた作品をまとめたファイルを見せていただいたり、あるいはiPadで作品を見せていただいたりと、作品や実績も見せ方によって印象がずいぶん変わるんだなと感じました。私はWeb媒体のライターなので、ポートフォリオって言ってもURLを見せるくらいしかやりようがないわと思っていたけど、そんなことないのかも。たとえば小冊子みたいなのを作ってその中で実績を紹介したり、あるいは小学校の壁新聞的な紙を作って「帰ってからゆっくり読んでみてください」って渡すだけでも、結構なインパクトは与えられますもんね。それこそラクスルとかでいくらでも作れそうだし、そういうの考えるのも楽しそうかも!って思いました。まあしばらく予定はないですが。
自分の「強み」を明確化できた!
名刺を交換すると、だいたい「ライターさんってどんな記事を書かれているんですか?」と聞いていただけるので、そこはまさに自己PRのプレゼンのタイミング。自分がどこに特化しているか、強みがあるのかを短い言葉で説明する必要があり、話しているうちにだんだん自分の「強み」がはっきりしてきたように感じました。初めは何を話すべきかちょっとまごついてしまったけど、自己PRの良い練習にもなりましたね。
あと、ライターさん何人かとお話してみて、ひとくちに「ライター」といっても、そのジャンルって実にバラエティ豊かなんだというのも発見でした。雑誌や書籍、インタビュー、美容系などジャンルもいろいろななか、私のようにIT系、技術系専門って人はいなくて(いたかもしれないけどお話できなかった)、なるほど意外とジャンル被りってないもんなんだなあ、まだまだここで戦えそうだなって自信にも繋がりました。
名刺で「見てもらえるポイント」を知れた!
6月の交流会と今回の交流会を経て、自分の名刺で見てもらえるポイント、良くないところっていうのが非常にはっきりしたのも大きな収穫でした。次に作る時の大いなる参考になります。
ちなみに私の名刺はこんなんなのですが。
名刺交換をしたとき、ほとんどの方の第一声が「ビールが好きなんですね?」でした。「三度のメシよりビール」はよほどインパクトがあるよう。これはシメシメです。なかには「私もビール大好きです」「お酒大好きです」って話してくださる方もいて、話のとっかかりに使えそうだと思いました。あと私作のタヌキ(スタイリッシュぽんた)のイラストをみて「可愛い!」と言ってくださる方、「何ですかこれ?」と聞いてくる方で分かれましたね。これも掴みとしてはOK。ありがとうタヌキ。タヌキは世界を救う。
名刺の反省点として、note、X、Instagramでアカウントがバラバラで、かつ「az」「as」がやたら多いアカウントなので「探しにくい」という点が挙げられます。前に入力に非常にてこずっている方がいて、こりゃイカンと思いました。改善点としては、「X、インスタで『水無瀬あずさ』で検索してください」みたいな誘導にするか、もういっそのこと全部揃えたアカウントに変えるかの二択ですな。これについてはどうしようか検討中です。
あと意外だったのは、裏面の自己紹介文を意外とじっくり読んでいただけて、そんでもって何人か「ゲームも作ってるんですか?」と聞かれたことですかね。やっぱりゲームって世界言語的な大きなポジションにあるんだなあ、やっぱちゃんとゲームプログラミングの勉強やらないとなという気づきにもなりました。時間がなくて全然進んでないけど。
神保町って本好きにはたまらない!
「東京ギョーザ会」とは直接関係ないのですが、会場が神保町ということで、人生で初めて神保町に行きました。本の街として有名なのは知っていたのですが、駅から出て会場に着く3分の間だけでも超魅力的な書店がちらほらあって、本好きとしては目を輝かせてしまいました。新書も古書も大好物なので、もうウワァァァ!って感じでした。
これはもう改めて時間を作って来たい!絶対いく!むしろ年内に行きたい!ただ、家族で行くとなると子どもたちが飽きちゃうので、夫と平日休みの日を合わせて街ブラしたいなあ。都内でまた行きたいところが増えました。
フリーランスは交流会に参加するべき?
さて、「東京ギョーザ会」についてあれこれ書いてきましたが、そもそもフリーランスは交流会に参加するべきかどうか問題について。これは正直人によって答えが分かれると思いますが、私は別に「行きたきゃ行けばいいんじゃね?」っていうのが答えです。よくSEO記事を見ると「参加すべき!」みたいなのが出て来るけど、ほんと人によると思います。ただ、もし「一人孤独でずっと思い悩んでいて、前に進めない」って悩んでいるなら、それはもうすぐにでもコミュニティに入るなり、交流会に参加するなりしたほうがいいです。ジャストナウ行動。
交流会の目的は、「仕事に繋げること」「仲間を作ること」のどちらかなので、それが交流会以外の手段で実現できているのであれば、どうしても参加しなきゃいけないもんじゃないと思うんですよね。ぶっちゃけ私も、今仕事を痛烈に求めているわけではないし(いや、あれば全然ほしいけど)、もともと一人であまり悩む性格ではないので、交流会にどうしても参加しなきゃいけなかったわけではないんです。ただずっと一人でやっているので、たまには変化が欲しいとか、ちょっと刺激が欲しいとか、そのレベルの軽い気持ちで参加した感じ。目論見通り、いい刺激をいただけたので満足です。
そういう意味で、コミュニティみたいに参加者が限定される交流会よりは、今回の「東京ギョーザ会」のように、誰でも参加可能!みたいなののが個人的には面白いと感じます。顔見知りの人と仲を深めていくのも大事だけど、ヨコの繋がりを広げていくのが交流会の醍醐味だと思うしね。少しずつでもクリエイター仲間の輪が広がって行ったらいいなあ。
結び
お約束のごとくギョーザの出なかった「東京ギョーザ会」ですが、名刺交換をした方とXでDMしたときに「あのあと近くの餃子屋で餃子を食べました」と教えていただきました。いや近くに餃子屋あるんかい!じゃあそこでテイクアウトすればよくね!?あるいはUbarEatsじゃダメだったのか?・・・でももうここまで来たら、いっそのこと意地でもギョーザを出さない会の方が一周回って面白い気がしてきました。ということで次回もその次もその次も、もうずっと絶対にギョーザの出ない「東京ギョーザ会」であってほしいと願いつつ、本日の記事を終了しようと思います。今日はこれからサイゼリヤで飲むぞ!!
前回書いた性教育の記事、意外と反響が大きかったので、読んでいない方はぜひどうぞ。
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