『モグドゥルゲヘニカ』
およそ四万年前
石器時代の人類が信仰していた
岩神の名である
昨日まで無かった場所に
忽然と姿を現したその奇岩は
当時の人類の心胆を
十二分に寒からしめた
現代人の視点から見れば
ただの巨大な隕石だと判じ
けして信仰心に至るような感動には
昇華できなかっただろう
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水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。
ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。