アーユルヴェーダQ&A（３５）

お正月企画　Q&A　のシェアになります〜

✨本日の質問 　
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 母乳の出の良し悪しは何が影響するのでしょうか？ 母乳の出が悪く完全ミルクになったのですが、何が原因だったのかモヤモヤするので解消できたら嬉しいです。

👉 お返事 　
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  母乳の出は色々な要因に影響されています。 　
受講生には身体の健康の４つの柱は、

「食事、生活習慣、睡眠、運動」

と日頃伝えております。

　母乳に関してもこの基本に立ち返ると良いかと思います。

そして、母乳の出を良くすること/ものは、カファドーシャを増やすものと一緒です。
１）食事 　甘い味、塩味のもの。栄養価の高い食事は母乳を増やします。 　例）牛乳、肉類、魚、ギー、油、ワイン、ココナッツ、ニンニク、液体のもの（フルーツジュースなど）、穀物類、緑豆、ひよこ豆、ナッツ類、かぶ、かぼちゃ、じゃがいも、ニンニク、玉ねぎなど

２）薬草やスパイス 　例）シャタワリー、クミンシード、フェンネルシード、リコリス、アギ/ヒング（アサフェティダ） 　　
そして、利尿作用のあるもの

３）十分な睡眠と休養

４）メンタル面 　幸福感、赤ちゃんを愛おしいと思う心や好意

５）赤ちゃんがお乳を吸う刺激

６）オイル浣腸 　

　母乳の出を抑制するもの/ことは、ヴァータを増やすものと一緒です。
１）食事 　断食、食事量が足りていないこと。乾燥質のものの摂取
２）睡眠 　睡眠不足、衰弱した身体の状態
３）運動 　過剰な運動、疲労。
４）メンタル面 　怒り、悲しみ、恐怖心、子供への愛情欠如
５）過剰なパンチャカルマ　
　これらはヴァータを増やすことになり、母乳の生成を抑制してしまいますので、控えましょう。
　

　母乳の乱れには、量的に出が良い悪いだけではなく、質的な母乳の乱れもありますが、これはアーユルヴェーダのより専門的な内容になり長くなるので今回は割愛させていただきます。

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アーユルヴェーダQ&A（３８）

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