83.「Awarefy」で学んだこと③自動思考の歪みパターンその2
前回の続きです。
今回は第3回目。
自動思考の歪みは全部で10種類に分けることができると言われています。
⑥拡大解釈と過小評価
『嫌なことは大袈裟に、良いことは過小評価してしまう傾向。失敗する事や不安なことに注目し過ぎると、このような歪みが出ると言われている。自分の短所を拡大し、長所を過小評価することもあり、みじめな気持ちになることが多い』
これは嫌なことを拡大解釈する傾向のみ、当てはまっています。
前回の⑤と似ていますが、わたしは物事を始める前にこう思ってしまうことが多いですね。
例えば新しい環境に変わる時、すぐ頭に思い浮かぶのは「失敗」。短所人間に変身します。その不安が強すぎて、頭抱えて逃げたくなります。
でもどうにかこうにか勇気を絞り出し、いざその環境に入ってみれば、なんだ大したことなかったな、とあとになって思ったりもするのですが。
自分のことを信じることがなかなかできません。
⑦感情的決めつけ
『あくまで主観でしかない自分の感情を根拠に、物事を判断してしまう傾向。
すぐできるはずのことを先延ばしにすることも多く、結果的に損をすることが増える』
先延ばし、それが自分の悪いところだと、過去のnoteに書いたこともありますね。
結果を考えることよりも、今の感情が先にきてしまい、動けなくなります。ササッと終わらせて、次に進めばいいのに、感情に邪魔されてなにもやる気が起きない。それは自分でもダメなところだな、と自覚しています。
どうせやっても嫌な思いするだけだ、と殻に閉じこもってしまう。
⑧すべき思考
『こうすべきだ、こうでなくちゃいけないなどと、型にはめて物事を考えるあまり、自分や他人に必要以上にプレッシャーをかけてしまう思考。
自分自身がその基準に沿うことができないと、自分を責めたり、罪悪感が生じたりする。他人がその基準から外れると、不必要な怒りを感じたりする』
これは前にわたしがnoteに書いた「いけないシリーズ」ですね。
仕事なんだからこうしなきゃいけない、年上なんだからこうしなきゃいけないと、自分を縛ってしまいます。それがせめて、自分の中だけならいいのですが、周りにも求めてしまう。そしてそれは仲が良くなればなるほど言えない。
「あゆみってしっかりしてるよね」と言われる度に、ますます『すべき思考』が強まっていき、少し悲しい気持ちになっていました。
今は前に比べたら、その思考は少し忘れられているかな、と思います。
おっちょこちょいでいいし、もっと能天気でいい。失敗や間違いを笑い飛ばして、前に進めるのなら最高ですよね。
⑨レッテル貼り
『前に出てきた「一般化のし過ぎ」の極端なもの。
人は常に同じなのではなく、その時々で思考も感情も行動も変わっていくので、こうしたレッテル貼りには意味がない上に、他人に向けた場合には、相手に対し嫌悪感を抱き、対人関係のトラブルの元になりやすくなる』
このレッテル貼りは、わたしは自分に向けることが多いような気がします。
例えば他人から「優しいんだね」と言われると、優しいというレッテルを貼られたことで、どんな時でも優しくするように行動してしまうんです。そこで必要以上の我慢が生まれ、苦しくなっていくパターンです。これは自分が空っぽで流動性があり過ぎるから、他人が貼ったレッテルそのままで生きていこうとするんですよね。自分というのは他人が決めることじゃない、今は少しずつそう思えるようになってきました。
⑩個人化
『なにか良くないことが起こった時に、それが実際は自分には関係のないことであっても、自分のせいだと感じてしまう思考の歪み』
これはめちゃくちゃ当てはまります。
身近に元気のない人がいると、元気にしてあげられなくてごめん・・・と思ってしまいます。元気をなくさせてしまったのはわたしのせいだ、と考えてしまうんですよね。
わたしに関係ない出来事が原因(例えば財布なくしたとか)とは分かっているので、その原因をまるっと取り除くことはできないけど、せめてそこから立ち直らせてあげることはできたよねって過去のことに対しても、そう思ってしまいます。
負の感情を必要以上に受け取ってしまい、だんだん全てが自分のせいだという考えに落ち着いてしまう。そんなの辛いし、余計なお世話に決まってますよね。分かってるんだけどな。
これで全10パターンが終わりです。
ここまで書くと、だんだん自分の「歪み」が明瞭化になってきました。
どんだけ歪んでるんだわたしは。骨盤も歪んでるけどね!
次は自動思考の歪みを、自分なりにまとめてみます。