子育てで大切にしていることは何ですか?
自分の子育てについて、ふと省みる
モニターセッションで、子育て中のお母さんとお話させていただく機会があり、もちろんセッションのテーマは子育てについてではないのだけれど、
自分自身の子育てについて振り返る良いきっかけになっています。
子育てって、もう本当に奥が深くて、難しくて、でも楽しい。一言では語れないテーマ。
私が大事にしていることは何だろう?
この問いを立てて、浮かんできた答えは「自分自身が苦しくない程度にやる」です。
子育てに関する情報って、溢れかえっていて、正解を追い求めるといつの間にか溺れて苦しくなるのです。「こういう語りかけや声掛けをした方が良い」「こういうおもちゃが脳を育てる」「習い事はたくさんさせていろんな経験を!」「将来のためにこれは身につけておこう」などなど。
親が「こうあるべき」とたっぷりにたくさんいろんなことを詰め込む…というのも、それはそれでメリットがあるかも知れません。
でも、私には合っていない。自分が苦しくなく、幸せで、子どもにとって安心できる存在でいたいと思うのです。
親が人生を楽しんでいる姿を見せるのも教育
「自分の人生を楽しんでいる姿を見せることで、『大人になるって楽しそう』と子どもに思ってもらえる」こと、これは私が大切にしていることの一つ。
親が「大変なことも多いけど、大人になるって楽しいよ」と伝えられたら、子どもが将来を考えていくときにポジティブな影響を与えられるのではないかと思うのです。
具体的には、私はパートで仕事をしつつ休日や平日の夜にオンラインでの学びやセッションをすることがあります。その時間帯は、ちょっと子どもに寂しい思いもさせているけれど、「ママも、まだ勉強中。学校でやらされる勉強は面倒だけど、大人になって好きなこと勉強するのは面白いよ」と話しています。
お金のこと、社会のことに興味を持っている長男には「ちゃんと自分に合うことで楽しく誰かの役に立つと、その分お金ももらえるんだよ」とか、「自分で稼げると、自分で考えて好きな時に好きな物買えるよね」とか。
親だからって、自分を満たすことに罪悪感を持たなくていい
もちろん、何かと子ども優先になって自分に割く時間が減るというのは現実で、完全に自由にというわけにはいきません。だけど、バランスの取れる範囲で、「お父さんもお母さんも自分を満たし大人として社会生活を楽しむ」ことが、結果的に子育てにプラスにはたらくこともたくさんあります。
子どもたちも、「自分のために我慢して苦しんでいるパパ・ママ」より「何となくいつも楽しそうで、幸せそうなパパ・ママ」といた方が幸せなはず。
いろいろあるけれど、そこはブレずに大事にしていきたいな~と思う今日この頃なのでした。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。