【#読書の秋2021コンテスト】4作品入賞しました!
10月〜11月にかけて行われた、noteのコンテスト「#読書の秋2021」。本日、コンテストの受賞作品が発表されました。
今回、28冊の課題図書を読んで読書感想文を書きました。その中で4作品が入賞することができました。ありがとうございます!とってもとっても嬉しいです。
以下、それらの作品と書籍の担当編集者様からのご感想を紹介させていただきます。もしお時間ありましたら、ぜひお読みいただけると幸いです。
1. 小澤竹俊著「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」(アスコム)
2. 橘玲著『スピリチュアルズ「わたし」の謎』(幻冬舎)
3. 橋本幸士著「物理学者のすごい思考法」(集英社インターナショナル)
4. 永松茂久著「人は話し方が9割」(すばる舎)
出版社の編集者の皆様、身に余る光栄なお言葉の数々、ありがとうございます。本当に嬉しいです!!
#読書の秋2021を振り返って
今回、#読書の秋2021のコンテストを知ったときに「とにかく読書感想文を書いてみたい!」と思い、気になった課題図書を片っ端から読んで感想文を書きました。
私は前職の教員時代、例年、読書感想文を書くことを夏休みの宿題として子どもたちに出していました(夏休みといえば……という印象の方もいらっしゃるかもしれませんね)。しかし、課題を与えつつも、「自分が大人になってから、読書感想文を書いたことってないな」と常々思っていました。
いつか感想文を書いてみたいと思いながらも、読み終わったら満足して新しい本を読み始めるということを繰り返してきました。そんな私にとって今回のコンテストは、偶然にも自分のやってみたかったことと合致していたのです。
子供時代、私は読書感想文を書くことが苦手でした。おそらく、感想文の書き方をよくわかっていなかったのでしょう。自宅で感想文の書き方を教えてもらったことは記憶にありませんが、そのことを親のせいにするわけではありません。もちろん、当時の担任の先生のせいにも。(授業中、感想文の書き方指導があっても、私がぼーっとしていて聞いていなかったんだろうな……。笑)
きっと、読書感想文の書き方って計算や漢字なんかと比べ、教えるのが難しいと思う大人の方々は多いのではないかと思います。正解を導き出せるものを教えるよりも、その人自身の想いや考えを引き出して、読む人にわかる文章に仕上げるのは、なかなか大変なことです。現職の先生方、宿題として学校から出されて家で困ってらっしゃる保護者の方々などのお気持ち、お察しいたします。
同じ本を読んでも、本当なら人によって感想は違うはず。でもどこかのタイミングで、「こんな感想を書いたらおかしいって思われるんじゃないか」という想いを抱いた経験がある人もいるかもしれません。だから、何を書いていいのかわからずに無難な言葉を並べてしまう。
でも、子どもが読書をして「おもしろい」という感想を言ったとしても、どこがおもしろかったのか、なんでおもしろかったのか、具体的なページや場面を振り返って聞いてみると、意外と理由を話せる子は多いと教員時代に感じました。ただ、それを文章に書き起こすのが苦手な子が多いのが事実です。抱いた想いを適切な言葉を用いて表現するのは、子供にとって難しいことですが、繰り返していくと少しずつできるようになると思います。
今回、実際に私も読書感想文を書いてみると、はじめは読むのも書くのも時間が相当かかりました。しかし、だんだんと自分なりのコツをつかんで読み書きの時間が短くなってきた実感がありました。正直、大人でもかなり読書感想文って悩むものなのだなと思い、多くの子どもたちにとって読書感想文の課題は、結構ハードルの高いものなのかもしれないと、改めて感じました。
* * *
本題と話がずれてしまいましたが、今回のコンテスト参加を通して、私は読書感想文を書くのっていいなと感じました。「宿題」ではないということもありますが(笑)、一冊の本から感じたことや学んだことを、記録として残しておくと、自分の財産になると思ったからです。
私は普段からよく読書をします。でも、読み終わってしばらく時間が経つと、「おもしろかったな」という感想だけが残り、読んだ本の内容がぼんやりとしてしまうのです。せっかく時間をかけて読んで、いろいろな考えを巡らせたのにもったいないな、と。
だから、こんなところが印象的だった、この表現が素敵、自分ならこうするだろうな、などほんの少しの感想でも記録としてこれから残していきたいです。
今でも、「読書感想文として伝わる書き方ができているか」と問われたら、自分でもよくわかりません。でも、これだけチャレンジできたのは、「こう書くべき」などの指示がなく、自由に感想を書ける場だったからだと思います。
今回、#読書な秋2021コンテストで課題図書とされていた素敵な本を作ってくださった著者の方々、出版社の方々、それらを販売してくださる多くの方々、そしてコンテストを企画してくださったnoteの方々、私の記事を読んでくださった読者の方、皆さんに感謝を申し上げたいです。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
とっても楽しいコンテストに参加できて、嬉しかったです。noteさん、出版社さん、ぜひ来年も開催してください!新しい本と触れあえることを、心より楽しみしています!!
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