上には上がいるけれど……

「上には上がいますから」
諦めるときによく言われるセリフです。そういえば、実力があるのに崩れていった私の友人知人親戚のいろんなところで聞いた気がします。

これを聞くたびに、自分も夢を諦めなければならないのかと思うようになります。だから嫌いな言葉です。

上には上。その言葉の意味。
その「上」というのは同じ道で同じやり方の人のこと。全く同じことをやる人が自分より得意だから、能力が技術が上だと考えている。
その能力や技術には到底届かないと悟ったときに「上には上がいる」と諦めの言葉をこぼす。

ならどうすれば諦めないですむのでしょうか?

上には上がいると言って諦めてしまう根底には、相手と同じ物差しで計ろうとしていることが原因だと思います。他人基準、相手より上か下か、優れているか劣っているか。
そして相手より下ばかりだから、相手のほうばかりが「上」だと考えてしまう。

上の人の同じ色ではなくて、自分にしかできないことを、自分の色で戦っていきませんか?
そうすれば自分だけの色を極めようと思い、自分のことに集中できる。上がいるからと諦めることはない。

自分の色。自分にとってできること。自分にしかできないこと。自分の感性。想像力、創造力。
なにをやっても自分がやるからこそオリジナリティがでる。決して誰かが代わりにできるものじゃないのです。

だから「上には上が」とは言いたくない。小説の世界なんて上だらけだけど。このnoteだってたくさん読まれる人は星の数ほどいるけれど。

お読みいただきありがとうございます。


あやさわえりこ

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