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ia19200102
埋もれたダイヤの原石
もし、太陽の光も反射されない石だらけの大地に、
ダイヤの原石があるのなら。
もし、周りの石に飲み込まれても形と内に秘めた輝きを失わない、
ダイヤの原石があるのなら。
自ら輝きを放ちつづける必要がある。
風雨によって他の石が流れるのを待つのも良いかもしれない。
地上に現れて誰かに見つけてもらうのを待つのも良いかもしれない。
でも、石の中に混ざれば誰にも見つけてもらえない。
そこでおそらく最も必要なのは、自ら見つけてもらえるように光を放たせること。そのために自らの身体を風雨などで削り磨くこと。
自分自身を磨ける場所に身を置くこと。
いつまでつづくかわからない長い時を耐え凌ぐことができること、諦めずに磨きをかけつづけること。
それを楽しんで、苦しくてもまた立ち上がってできるのか。目指す目標に向かって楽しんで努力できるのか。
何度も試されると思う。輝きを手に入れるために、苦労をしてでもやりたいのか。覚悟はあるのか。本気なのかをためされる。
本気なら、やる。磨きをかけていきたいと思える。厳しくても試行錯誤してやりたいと思える。
そうすれば、いつの間にか、
輝くダイヤモンドになる……のではないだろうか?
誰かに見つけられるのかもしれない。
誰かに見つけられたダイヤモンドは、みんな、どんな形であれ自分を磨いてきた人たちだ。
運じゃない。偶然でも奇跡でもない。
行動して継続し続けた人が手にすることができる。
他人のせいにせず、運命のせいにもせず。
自分の中に原石を見つけたのなら、信じて磨いてみるべきだ。
あやさわえりこ
これは私が高校生のときに書いた文章を改稿して書きました。読んでいただきありがとうございます。
※写真は『ダイヤモンド』で検索して、ピンとくるものを使わせていただきました。
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