休職生活リスタートのために…。傷ついたことを伝えた日の記録。
適応障害で休職中
職場への電話って、
ほんとエネルギーをつかう
先日「復職NG」となったことを
職場(相手は統括)に伝えたのだが
この時の電話のやりとりが
すごく印象にのこっている
今日は備忘録として
そのやりとりを書き留めておきたい
休職直前に、統括から言われた言葉
私が適応障害を発症したきっかけは
自分が担当していたクライアントとの関係だった
相談関係が破綻していたので
私はなんども統括に
「担当を替えてほしい」とお願いしたのだが
統括よりもさらに上の人たちの判断は
「担当続投」だった
統括としては、その方針を死守しなければならなかったのだろう
私にたいして
「もう、あやさんが(適応障害などの)病気になるしか、担当を替える方法がない」と言ったのだ
この言葉、スルーできてたら
もう少しがんばれてたのかもしれない
でも、きつく感じてしまって
がんばれなかった
休職延長になったことを統括に伝える
私がふたたび体調を崩したことに対して
統括は電話越しで
「この1週間、こちらからたくさんメールを送ったから体調崩してしまったのかな?」と言ってきた
そうやって、言ってきてくれたので
私は「あぁ伝えてみようかな」と思い
「ごめんなさい。私の状況をお伝えするために、少しお話をきいていただいてもよろしいですか?」と前置きをし
休職直前に言われた統括のことばが実はきつかったこと
この1週間、その言葉が想起され、しんどかったこと
を伝えた
そして、最後に
「決して責める気持ちはありません。ただ、自分が傷ついたことを、ちゃんと伝えるということをさせてほしかったので、今お伝えしました。気分を害させてしまったら、ごめんなさい」と言った
そうしたら、統括はハッとしたように
「申し訳なかった。不必要な発言だった。あの時は、私も必死で。でも、あやさんがそれを言われてどう感じるかまでは、考えられてなかった」とすぐに謝った
私はこんなふうにすぐに謝れることがすごいな、と思い
「申し訳なかったとすぐに謝罪できるのが、やっぱりすごいなと思います」と、どこかずれた応答をしてしまった
……
統括は続けて、
「自分のこの発言を、上にちゃんと報告します。おそらく処分をうけることになると思う。でも私の発言のせいで、こうやってあやさんの体調を悪化させてしまった。ほんとうにごめんなさい」と
あーなんやろ
こちらこそ、申し訳なく思った
夜、夫に言われたこと
電話のやりとりを夫に話したら第一声が
「よく言えたね」だった 泣
そっかぁ、私、よく言ったのかぁーと
つづけて
「今まで一緒に暮らしてきて、あやさんがそんな風に人に対して言ったことはなかったよ」と言われ
そうかぁ、と思った
そして
「今日言えたこと、その事実がこれからのあやさんの人生を支えてくれる気がする」
と言われた
泣くわー
夫くん、ありがとう、と思った
あの電話から4日経つが
エネルギーを使い果たしたせいか
炭水化物がまったく食べられなくなった苦笑
私の3度の食事は
栄養補助食品のお菓子みたいなバー
あれだけ回復していた体調は
休職3週目の頃のように、
不眠・食欲低下・嘔吐と
見事バックスライドした
でもまぁ…
あの電話で私は
自分が傷ついたことを、傷ついたと言えた
そんな風に伝える自分と
私は初めて出会った
そう思うと
休職して出会う人の数は減ったが
4日前、私は新しい自分と出会ったということになる
うん、そだなぁ…
こうやって、すこしずつ
状況を受けとめ直しながら
休職生活を
リスタートしていけたらなと思う