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心の声をよく聞いて、それに従うこと

「上司の指示だから。」「相手がのぞむから」「断れないから」自分の行動は、気づいたら他人次第になっていた。そのせいで大事なものを他人から奪われてよい人になり、後で憎しみを抱いてしまっていた。他人に悪いから、他人が可哀想だから、そんな遠慮が自分のココロを悪い方に連れて行った。

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自分は、必死で働いたお金で20万円もする予備校の答練を受けていた。
上級生のO野さんに貸すように指示され、
嫌と言えず、
そのチームの男性I野さん、M谷さん、H西さんに無償で使われることになる。
さらにそれを見ていた小野D、O川君にまで利用されてしまった。断ったのに。

これと引き換えに親切心や思いやりを手に入れられると思ったのは、私の妄想で、私のものがどんどん奪われた。「ありがとう」さえなく、小野Dに至っては、私の悪口を流布していた。

更にここでは終わらない。
親しくしていた弁護士事務所をM谷さんたちに紹介させられ、M谷さん、H西さんは、そこで働くことができるようになった。
「面接受かったらご飯おごるよ。」の言葉は当然、実現されなかった。

人の褌で相撲を取り、人の人脈で得たものを奪い、人生を謳歌する人に大事なものを奪われ、私はまるで抜け殻になった。
そして深く恨んだ。

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ここから私は変わった。

自分の心の声をよく聞くようになった。
仕事で管理職に「通りの良い嘘をつくように」と指示されても、心の声に従った。「そんな嘘は存在しないからできないです。」きちんと言った。

「その服貸して」と言われても
「大事なものだから貸せない」と断った。

デートに誘われても、気が向かないときには「今は行けない、ごめん」と言った。

そんな中で間違えもあったと思う。でも、「あのときああすればよかった」がなくなった。
何より、人を恨む私でなくなった。
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自分の心の声をよく聞くことを続けていると、
人に左右されない自分の人生に変わった。
今いるところが、自分のいるところになった。

心の声は、複合的要因に左右され、結論に時間がかかることもあり、
人に迷惑をかけてしまうこともあるけど、
私は人を恨まないで生きていける自分になった。

そのせいで人の怒りを買い、舌打ちされることもあるけど、
自分の人生を生きていける自分は、幸せだなぁ🥰と思う。


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