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不仲な母との全記録1

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幼い頃から実母が苦手。会話のキャッチボールが成立せず、はぐらかされているのかと憤る毎日。大人になってようやく母はアスペルガーであることに気づく。そんな母に介護が必要となり、埋まる…
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#アダルトチルドレン

母の生い立ち

とにかく母が嫌いだった私。そして長いことその原因は母自身の家庭環境にあると思っていた。甘…

卯月
5年前
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母の生い立ち 2

母が語りたがらなかったので何故かは分からずじまいだが、腹違いの兄たちは全員独立し、実家を…

卯月
5年前
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母の生い立ち 3

母は自分のことを語りたがらない人だった。「母の生い立ち」とタイトルをつけたものの、実は母…

卯月
5年前
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#4 私が生まれた頃の出来事

里帰り出産をした為、母の故郷で私は生まれた。大好きな実家では上げ膳据え膳の好待遇を受け、…

卯月
5年前
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#5 ひとり遊び

私は公園で遊んだことがない。 子供だから当然そういう場所に行きたがる。でもひとりでは行け…

卯月
5年前
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#6 恐怖の集団生活

文字が書けるのだから当然読める。すると母はこれ幸いと大量の絵本を購入し、ますます私を構わ…

卯月
5年前
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#7 絶望

母との不仲を決定づけた出来事は私が4歳の時に起きた。その時のシチュエーションは今でも鮮明に覚えている。 幼稚園にて。先生が質問を投げかけた。「みんなが一番好きな人は誰?」と。ママだのパパだのと園児たちは一斉に大騒ぎ。その場を静めた後先生が「ではお家に帰ったら同じ質問をしてきてください。それが宿題。みんながお父さんお母さんを好きなようにお父さんお母さんもみんなが一番好きと答えますよ」 帰宅早々質問をすると、母は間髪いれずに即答した。 「おばあちゃん!」 呆然とする私に「

#8 習い事1

幼稚園という集団生活に溶け込めるよう自分なりの努力を重ね、なんとか友達も作った。その必死…

卯月
5年前
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#9 習い事2

帰るわよと迎えに来た母に「今日はオルガンだよ」と告げると「いいの、卯月はもう辞めたんだか…

卯月
5年前
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#10 習い事3

その日からすっかりヘソを曲げた私に手を焼いた母。幼児にはもったいないほど豪華な40色の色鉛…

卯月
5年前
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#11 里帰り

故郷が大好きでたまらない母の一大イベントは何といっても帰省。夏と冬それぞれ二週間の滞在を…

卯月
5年前
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#12 ごめんなさいって言いなさい

母の代わりに私を予防接種に連れて行ってくれていた知人が遊びに来た時のこと。「これで大人し…

卯月
5年前
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#13 悪いのは私?

新しい環境へ適応しようと必死に頑張った。足を引っかける子も、靴を踏んでくる子もいなくなり…

卯月
5年前
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#14 洗脳?支配?

毎週土曜日は幼稚園でおやつが出された。みんなが大喜びで食べる中、私は頑として拒否。その理由は常日頃「ママの許可無しに何か食べてはいけません。食べる物はママがいいよと言ってから」と言われていたからだ。友達の家に行ってもおやつを食べなかった。とにかく母が怖かった。約束を破れば叩かれるのは分かっている。もう私にとって母の言い分が正しいか正しくないかはどうでも良い。叩かれるか叩かれないかで判断して動く子供になっていた幼児期の私。 幼稚園側にしてみたら、おやつも集団生活の一つの取り組