心が満たされる読書時間を久しぶりに過ごした気がする

久しぶりに紙の書籍を購入した。

もうここ数年、本は電子書籍一択で、物理的に場所を取る紙の本はよっぽどのことがない限り(どうしても読みたいけれど電子書籍化されていないとか)買うことはなかった。

それが、何を今回は珍しく、電子書籍でも発売されているものを、紙の書籍で購入した。

それが、こちら。

画像1

miku/未来著『幸運は大胆な人が好き 私らしい夢の見つけ方・育て方』

9月8日に初版が発行されたばかりの新書。この著者のmikuさんはYouTubeクリエイターの方。去年あたりにこの方の動画を何気なく見て、その世界観というか、独特なセンスの良さにすごく魅かれて、それ以来ずっと定期的に見るようにしている。
ずっと夢だと公言されていた書籍を出版することが決まって「すごいなぁ」「読んでみたいなぁ」とは思ってはいたものの、正直そこまで「絶対に買うぞ!」みたいな感じではなかった。

だけど、この動画を見て、なんだか少し心が揺さぶられて。

すごく想いのこもった書籍であることは以前から動画の中でお話されていたから知っていたはずなんだけれど、なんだかこれは買わなきゃなぁという気持ちになった。それも、ちゃんと手に取って実感できる形の紙の本で。

最近、在宅勤務なこともあって、とにかくずっとパソコンのディスプレイを眺めている。休憩の時もiPadで動画を見ていたり、iPhoneでSNSをチェックしていたりするから、とにかく終日何かしらの画面を見ていることに気が付いた。
だから、本くらいは画面越しではなくて紙のものを読みたい。
そんなことを思っていたタイミングで出版されたこの本。

見た目もすごくかわいくて、インテリアにもなるようにとあえて日本語のタイトルを小さくしてみたんだそう。そういう細かいこだわりとか、配慮とかも、なんだかいいなと思った。これだったら、室内で物撮りするときにちょっと画角に入れるだけでオシャレな感じにもなりそうだし。

というわけで、気が付けばAmazonで購入ボタンをぽちっとしていた。

そして、1日で読み終えてしまった。

内容は、タイトル通り「夢の見つけ方・育て方」について。今までのご本人の経験から出てくる言葉たちに、何度も何度もうんうんと頷きながら読んだ。わたしも今、色んな事に挑戦している段階だから、すごく分かるなぁと思って。

読んだ本で心に残ったフレーズがあったときは、読書ノートにひっそりとその言葉を書き留めている。この本の中からも、いくつかしたためた。

夢が破れたくらいで、私の人生は詰まないから。
要領よく生きることはいい方法だけど 自分の幸せから手を抜いてはいけない
変化しようとした時、変化せざるを得なくなった時、色々言われるのは当たり前だ。しかし、「前のほうが好きだった」といくら言われようと、私は今の状況をその人が好きだったところまで戻すことはしない。
それはあの時、「変える」ことを選択した自分を裏切ることになるからだ。

どの言葉も説得力があって、力強くて、でもしなやかで。シンプルに、この方の生き方、考え方がかっこいいなと思った。

こういう書籍、すごくいいなと思ったし、わたしもこんなエッセイ本を出版したいなとすら思った。

久しぶりになんだか心が満たされるような読書時間を過ごせたような気がする。本を読んでいる時間そのものがリラックスタイムだった。

ちなみにこの本を読みながら聞いていたプレイリストはこちら。

最近、本を読んでも感想を書くことなんてなかったから、久しぶりに書いてみた。

また良い本に出会えたらいいな。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。

 

いいなと思ったら応援しよう!

あやめし
サポートいただいた分は、なんだかちょっとときめくものとか、心がうきうきするもののために使わせて頂きます。それをまた、noteに書いてみなさんにお裾分けできればいいなって思ってます。読んでくださってありがとうございます。

この記事が参加している募集