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わたしの好きなアーティストについてちょっと語らせてください

今日、年末に行われる紅白歌合戦の出場歌手が発表された。

社会人になって急速にテレビ離れをして早数年。もはやテレビ番組はほとんど見なくなったのだけれど、年末年始は大抵実家に帰省していることもあって、特に見ているわけではなくても、とりあえずついている、とりあえず見えている番組が紅白歌合戦だ。特に祖父母が毎年この年末の紅白を楽しみにしている気がする。

毎年この時期になると、どのアーティストが出場するのか、予想をする人が現れたり、「好きなアーティストが今年こそは紅白に出られますように!」って願っている人なんかをインターネット上でよく見る。

そういうのを目にする度に、あぁ、もうそんな時期がやってきたんだなぁって年の瀬を感じてしみじみしてしまう。

ちなみに、わたしが好きでもう20年ほど追いかけ続けているアーティストが、ゆずの2人。

彼らが初めて紅白に出場が決まった時はすごく嬉しかったし(2003年だから今から18年も前…歴史を感じる…)、その後数年越しに出場ってなった時も、ゆずっことしてとっても嬉しかった。ゆずの2人の歌唱シーンは絶対に見なきゃ!と、新聞に載っているどのアーティストが何時頃に歌うっていうのが書かれてあるページとにらめっこしながら、どのタイミングでお風呂に入ってしまうか計算してたっけ。

それが、気が付けば彼らゆずは、もう毎年紅白に出場するのが常連のビッグアーティストになっていた。2015年から毎年欠かさず出場し続け、2017年には栄光の架橋で大トリまで飾った。そして例に漏れず今年もちゃんと出場枠を獲得している。

これはきっと彼らが常に最前線で曲を作り続け、どんな状況でも休むことなくわたしたちに良いものを届け続けてくれているからなんだろう。

かつてはテレビ番組になんて全くでなくて、ライブに行かなきゃ会えなかった2人が、紅白常連歌手になってるって、本当にすごいことだよなぁ。もう「今年は紅白出るかな…?」なんてそわそわなんてしなくなったもん。出場歌手が発表される前から「え?もちろん出るでしょ?当たり前でしょ?」なんて思ってしまっている自分がいる。

ゆずっこって、ゆずの2人と同世代の方がすごく多い。だから20代なのにかなり昔からゆずっこであるわたしは結構稀有な存在だったりする。栄光の架橋から好きになったとか、虹から好きになったとか、そういうタイプではない辺りが意外がられる(そして悠仁よりも岩ちゃんの方が好きだということにも驚かれる)。

だけど、好きになるアーティストに年齢なんて関係ない。好きなものは好き、それでいいんだと思う。それに、わたしが古参であると言えるのは、こんなにも長くずっと最前線で活動しつづけてくれているゆずの2人がいるからなのだ。何年も何年も、活動休止をすることもなく、2人が仲たがいすることもなく、ずっと仲良く曲を作り続け、わたしたちの前でパフォーマンスをしてくれる。
ツアーだって毎回すごく練り込まれていて、年数が経てばたつほどどんどん手が込んだライブになっていく。どうしたらお客さんに楽しんでもらえるんだろう?どうしたら来てよかったと思ってもらえるライブになるんだろう?ゆずの2人がそうやって試行錯誤した結果生まれたライブなんだってことが、本当に会場を入った瞬間いつもありありと伝わってくる。

こんなご時世になって、エンタメ自粛の流れになったけれど、それでも中止や延期になったツアーたちを、どうやってまた届ければいいのか、こんなご時世でどうやればみんなが安全で楽しんでくれるものになるのか、すごくすごく考えて活動してくれている。

そうやってたくさんの努力が続けられてちょうど25周年を迎えたゆずの2人を、今でも応援しつづけられること、追いかけられ続けることが、わたしはとても嬉しい。

彼らはこう宣言している。

「我々ゆずはどっちか死ぬまでゆずなんで」

こんなにもファンを安心させてくれる言葉ってあるんだろうか。こんなにも安心して追いかけ続けられるアーティストっているんだろうか。

わたしは彼らのファンで良かったと思っているし、これからも変わらず「ゆずっこ」であり続けると思う。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


 

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あやめし
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