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普通国債が初の1000兆円台、それでも日本が破綻しない理由。

日本経済新聞に、「普通国債が初の1000兆円台 22年末、金利上昇にリスク」という記事が掲載されています!

詳しくは上記記事をご覧いただきたいのですが、むりやり要点をまとめると、普通国債の発行残高が2022年12月末に初めて1000兆円台に乗り、23年度末の残高は1068兆円に達する見込みとのこと。

こういう大台に乗ったというニュースが出ると、「日本は破綻する!ギリシャの二の舞になるな!」みたいに言う人がいますよね…。

15 年ほど前には、日本を代表する経済学者の方々が「政府債務がGDP比200%超えたら財政破綻」と言われていたそうです…。

ただ結論としては、「日本経済が破綻するまではかなり先」と考えといていいでしょう。

なぜなら、日本にいわゆる「国の借金」が1000兆円以上あるのは事実ですが、ギリシャとは状況がだいぶ違うからです。

てかそもそも、ギリシャは破綻してません!破綻しそうになっただけです!

日本国債の買い手は、ほとんどが日本国民だから、最悪お金を刷りまくって、国民に返せば大丈夫なんです!

その一方でギリシャは他国から借金していたし、使っているお金がユーロだから、お札を刷りまくって返すことができませんでした。

もちろん、お札を刷りまくればインフレは避けられないでしょう。

それでも日本はそんなに危険じゃありません。日本は他の国と比べて、相対的に安定しています。

リーマンショックで世界中の株価が暴落したとき、世界の投資家が安全資産として買ったのが「円」でした。

絶対的に安全とまでは言えませんが、「日本経済が破綻するまではかなり先」でしょう。

それに危険を煽ってくる人は、大体が商売人です。笑

金融破綻って言葉が出ると、「日本円を持ってるのは危険だから!」と金融業界の人たちが「安全?」な金融商品を勧めてきます。

心配させといて、高いものを売りつけるのは、商売の鉄則なので覚えておきましょうねー!

参考文献

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