【詩】私の最高の人生ーver.フリーレン

世界を救う英雄の人生も
愛し愛される人生も
名誉と富にあふれる人生も
なんにもいらない

砂浜で拾った桜色の貝がら
春の野原でつんだ薄紫の花
すれ違った赤ん坊の笑顔
焼きたてのパンのぬくもり

いつかまた会うきみに
きみが守ったこの世界は
こんなにも素晴らしいと
そのしるしとなるものを
ただ　たくさん　集めたいんだ

人から見れば　がらくただらけ
古ぼけたトランクいっぱいの
私にとっての宝物
きみに見せたいものを集める
そのためだけの
私の人生

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"人生は、知らない「素敵」に出会う旅"

私には、高い目標を定めそのために努力するストイックさはない。のび太だし。

ただ一人を愛するより
より多くの人の、日々の行動や態度にあたたかい関心を持ち、そこに信頼や尊敬を感じる方が楽しい。

名誉や富も
周囲への応えるべき責任の重さを考えると、とても大変そうで、持て余してしまう。

砂浜できれいな貝がら探したり
かわいい花を見つけたり
おいしいものを食べたり
くだらないことで大笑いしたり
そういう遠足みたいな人生が
私にとっては一番よくて、ちょうどいい。

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