【食事】1日の最後に自分をちょっとだけ褒める
◆自炊はしてるけど何となく生活には馴染んでいない
自炊はしている。
効率的にやってるし、うまくペースもできてきている。
でも、楽しいかと聞かれれば、特に何も感じていない。
なんなら、少しめんどくさい。
自炊自体はしていたとしても生活に無理をしていたり、「節約」「効率」が優先されてワクワクしていなかったりすることってあると思うんです。
かくいう私は、最初そうでした。
体調面から自炊をすべき、と思って効率的に材料を使うとか節約のためにお弁当を作る、とか。
それはそれでうまくいった時は嬉しいです。
でも今は、「ワクワクするから料理する」という気持ちを大切にしています。
もっというとワクワクしていなくても、勝手に手が動いて、出来上がったお料理を見たら自分でニンマリするような腕を身につけたいと思っています。
それだけ、お料理で心も体調も整えられることの意味を感じてきたからです。
では、「ワクワクするお料理」って一体なんでしょうか。
◆憧れから始めたっていいんです。
今、本当にたくさんのレシピ本がありますよね。
どれも美味しそうだし、これができたらとっても便利そうというようなものもたくさんある。
誰かにとってその時に必要なレシピ本が必ずあります。
みた時に、素敵!やってみたい!と思えるレシピ本の存在ってとても大切です。
私の場合は、「時短」「簡単」「作り置き」というキーワードよりもその著者の方のライフスタイルや料理との向き合い方、出来上がった料理の見た目に自分がときめくかどうかが、大事です。
レシピの内容面では、添加物や化学調味料(加工調味料など)を使うことが前提になっているものは好きな雰囲気でも避けています。
(味の相性ももちろん大切ですが、本のレシピを見ただけで美味しそうかどうかの判断って相当お料理好きじゃないと判断できないのではと思ってます)
ちなみに、私が大好きなのはこちらの2名。
料理研究家の有元葉子さん
パリのフードライターのレイチェルクーさん
お二人に共通していることは「料理を楽しんでいる」「料理を作業にしていない」ということ。
日常の食事は有元さんの料理論や考え方を参考にすることがほとんどです。
レイチェルクーさんは海外の方ということもあり難しいレシピもありますが、いつかこんな可愛いランチ会を自宅でやるんだ・・・!と思いながらニマニマ眺めています。
(2022年は定期的にお茶会やランチ会を実施できるように計画中です)
これだけで、次の休みこれ作りたいな〜こんな風にキッチンに立ちたいな〜とワクワクと憧れがあり「やりたいことリスト」に追加されていきます。
そして、使ってみたい食材や調理器具なんかも浮かんでくる。
憧れは夢になり、夢の一部でもお料理で叶うならこんな簡単なことってないですよね。
◆とりあえずやってみてほしいこと
①本屋さんのレシピ本コーナーで、何だか好き!というレシピ本を眺めてみる
②作ってみたい!と思ったら難しそうでも買ってみましょう。
可愛い〜素敵だなあ〜と眺めるだけでもいいんです。
(いつ作れるかもわからないのに無駄遣い・・・と感じますか??みるだけでワクワクするならそれでもう十分です。)
ポイントとは作れそう、じゃなくてワクワクするかどうかです。
◆お料理が楽しくなるとまずは自分が幸せになります。
1日頑張った帰り道。
何買って食べようかな〜、コンビニも飽きたな〜。
ではなくて「冷蔵庫にサバがあるから、今日は煮て食べよう。今日はお味噌よりも醤油風味にしようかな〜。一緒にわかめとネギも煮ちゃおう」なんて考えている時、モヤモヤしていることって頭から離れています。
お家に帰り、荷物を置いたらまずはお鍋を火にかけて・・・
なんて段取りも考えちゃうかもしれません。
20時にお家に着いて、計画通りに作りたいものを作って、映画でもみながらほっこりご飯を食べる。
「今日も一日色々あったけど、こんな時間に帰ってきたのに、自分でご飯を作って、こんな穏やかな時間を作り出せるんだから私って偉い!」。
1日の最後に自分で自分をちょっとだけ褒めてみるのってとってもほっこりしますよ。