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人としての成長をサポートするには?

わたなべあやかです。

コーチングスキルや心理学をビジネスや仕事に活かしたいマネージャーリーダーの皆さんに向けて情報発信しています。

今回も
相手の「やりたい」気持ちを引き出す為に、どんな関わりをしていくと良いか、について書いていきます。

一つ目、二つ目のポイントは前回のnoteに書かせて頂きました。
このnote単体でもお読み頂けますが、よろしければ合わせてご覧ください。

”ありたい姿”を深める

三つ目のコツは「ありたい姿も深める」ことです。

目標というと、
「○○をする」という行動目標を描いてしまいがちです。

しかし、
そんな目標を達成する自分とは何者なのか?
どんな人物でいたいのか?

という、状態目標も同時に深ぼることが大切です。

最高のチームを作る人物としてのあり方

例えば、
「個々の力が最大化されたチームを作る!」
という目標を持っているチームリーダーがいるとしましょう。

そんなチームの立て役者であるこの人自身は、一体どういう人物になりたいのでしょうか?

多様性を認められる、
心の寛容さを手に入れたいかもしれません。

どんな人のことも信じ抜く、
仲間を信じる心の強さを手に入れたいかもしれません。

どんな仲間に対しても臆しない様、
自分自身への誇りを持ちたいかもしれません。

こんな風に「やりたいこと」だけではなく、「ありたい姿」を深めていくと、自分が人間として成長していきたい姿を描いていくことに繋がります。

一体どんな人物になりたいのでしょうか?

人によっては、
このありたい姿はやりたいこと以上にその人を動かす心のエンジンになっていきます。

やりたいことだけが目標ではない

会社で目標設定をする時、
転職や就職面接で将来のビジョンを語る時、
ついやりたいことが中心になっているのではないでしょうか?

それは会社としては、
従業員が会社に提供してくれる価値を知りたいし、そこを確実に達成する気概を見せて欲しいからです。

しかし、
自分が自分自身の目標を描く時まで、やりたいことだけに絞る必要はありません。

むしろ、人間として成長した姿に向かうことで、
より「やりたいこと」・「やれること」の幅が広がっていく
でしょう。

メンバーと本人の目標について話をする時は、ぜひその人自身がどうなりたいのか。ということに興味を持って話を聞いていただけると嬉しいなと思います。

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渡部紋歌@マネジメントにコーチングと心理学を
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