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等身大を思い出すお守り

「こんなに優しくない」

この言葉が心にぐさっと刃のように刺さり、抜けなくなったまま1日が経った。

夜、ぼやける目の前の景色をうつろに眺めながら、いつになっても強がって、少し大きく出ようと、肩をブンブンに回す自分に嫌気がさした。

等身大になりたくてたまらない出来事が霜月最後に訪れた。


つい数日前、馴染み深い2人と食事をしていた時のこと。

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1,775字

かみつれ

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