占いより信じるべきは、自分。『 依存は、さらに弱い人間にする心の病気 』 【自律の精神と決断力の身につけ方】
不安な時、決断に困った時、恋愛相談など、つい占いに頼ってしまう人がいます。相談する相手を間違えていませんか？ もしかしたら、ある方法を取り入れるだけで、悩みを解決できるかもしれません。
相談したいとき、誰に相談すべきか？
あなたは、悩んだとき、困ったとき、真っ先に誰かに相談するタイプですか？ 大半の人は、友人や家族に相談する人が多いのかなと思います。相談する相手は、だいたい限られています。
①友人、家族に相談する
②行きつけの美容室やエステ、整体などで、話しやすい人あるいは、相談しやすい人にとりあえず話す。
③カウンセラーに相談する
④占い師に相談する
⑤宗教などの教祖に相談する。（お坊さん、神主さん、牧師、その他宗教団体を含む）
困ったときに、誰に相談するかって、実はとても重要です。自分が問題や選択に困っているとき、あと一押しで決められるところまで来ているのに、不安や躊躇から、決断したり、実行できない経験って誰にでもあることだと思います。
①〜⑤の中で、誰に相談したら、マズいと思いますか？ ④の占い師と言う人は、占いで物事を決めたり、未来を予測して、不安を解消することに、時間とお金が無駄だと思っている人が多い印象。
①〜⑤の中で、ワーストな相談相手は、職業などではありません。どんな人に相談するかがもっと重要だと言うこと。
それは、悩んだとき、困ったときに共通する心境、『自分の選択に迷いがある。上手くいくどうか不安』このように、自分の意思、考え、選択、行動に自信が持てないという状態。だから、自分のことが全然信じられないし、決める勇気が足りないから、背中を押してくれる誰かを探してしまいます。その背中を押してくれる人って、自分よりも自信があって、有言実行していて、それなりに成功していたり、説得力があったり、意思の強さなどから、圧倒されてることってありませんか？
なんだか勇気がもらえた。自信が出た。など。
とにかく悩んだときには、心良く相談にのってくれるなど、信頼関係を築いたことによって、その相手を心理的に安全だと感じたから、自分の心の隙間にスッと入れてしまうこともあります。
どんな相手に相談したら、マズイかと言うと、とにかく自意識過剰であったり、自分が絶対的に正しい！と意見を押しつけくるタイプの人。そして、不安を余計に煽る人。
自意識過剰の人は、自己認識力が著しく低いので、他人に対して、あーだこーだ意見をぶつけてきても、自分のことが全く見えていない人も多いので、それが正論だとか、全く真に受ける必要はありません。
よくある脅し文句みたいなものがあって、
①私は、何万人と会い、あなたのような人は、◯◯した方がいんです。そうすれば、必ず幸せになりますよ。
不安な人に対して、なにかと幸せをチラつかせる。
②◯◯しないと、不幸になりますよ。
宗教的な発想というか、習慣を強要してくるなど。
③それって、絶対◯◯だよ！
根拠はないけれど、持論で決めつける人。
みんな、幸せを望んでいるのだから、今より幸せになりたい、今より不幸になりたくないと思う心理を上手く操る人もいます。目に見えない世界やスピリチュアル系や占いがうさんくさいって思うのも、中には人間性の優れた人もいれば、悪徳商法であったり、人間性が優れない人もいるのが現実。
相談役がやるべきこと
相談相手が友人や家族であっても、アドバイスするんじゃなくて、とことん聞き手に周って、本人の不満や悩みをとにかく吐き出させて、気持ちを落ち着かせること。そうすることで、自分の気持ちや思考の整理を自分でできるようになります。悩んでいるなら、アウトプットしたときに、新しい発見もあります。
あるいは、本人の感情にフォーカスさせて、どう感じて、どう思って、どうしていきたいのか？ って、本人が自分と向き合うきっかけを、ほんの少し、勇気づける言葉をかけてあげながら、自分で解決する、考える力をお手伝いしてあげることが重要だと思います。
例えば、夫婦の問題があって、一緒になって、夫の悪口を言ったり、悩みや不満を余計にヒートアップさせることって、本当に無意味ですし、生産性のないことです。女性は、共感してもらうと、すっごく心がけ晴れ晴れとする人が多いですが、共感までで良かったものの、共感＋変な知識や不安になる内容を伝えてしまうことは、良くないことです。
専門職の人で、セラピストやカウンセラー、アドバイザーでも、人にとって、一番大切なこと、【自分の意思と決断】ということを、理解していない人も中にはいます。 良かれと思って、ついあれこれアドバイスしてしまうのです。
アドバイスとは、助言。また、忠告や勧告という意味
アドバイスと言うより、提案だったり、視野を広げるためのお手伝いだったり、情報などシェアした中で、本人に決めさせるという一種の訓練みたいなものをした方が、よっぽどためになると思います。
自律の精神と決断力を身につける方法
自律の精神を持つために、何が必要だと思いますか？自分の中に、これがないと絶対にダメだよね。というもがあります。それは、【自分の意思を持つ】ということ。自律の精神や自分の意思を持つと、他人からの支配を受けなくなるという、自分にとって大きな成長が訪れます。
自分の意思を捨てるっていうことの代償が何か分かっていないと、危険な目にあうことも。それは他人から支配や影響を受け、自分で自分のことを決められない、結果的に、今まで以上に、自分に自信がもてなくなり、さらに精神的に弱い人間にしてしまうこと。
精神の弱さは、さまざな病気を引き起こす原因にかりかねません。
自信をつけるために必要なことは、まず、自分を愛すこと。自己愛は、自己肯定感を引き上げるために、とても必要なもの。どんな自分でも、認めるトレーニングをすると、自分の考え方、行動に自信を持つことができ、結果的に、自分で自分のことを決められるようになります。 自己愛は、自分の選択への不安を軽減する働きもあります。
自己愛→自己肯定感→自信→覚悟→決断→行動
そして、心の元気を身につけること。
物事を決めたり、行動するには、エネルギーやパワーが必要。ガッツが必要と言ってもいいのかもしれません。 心の元気をつけるために、心ってどうやったらパワフルになるのかな？と考えたことはありますか？
心は、すごくセンスティブで、ちょっとしたことが原因で、弱ってしまうときがあります。けれど、そんな繊細な心を強く保つために、心を強くする方法があります。
規則正しい生活習慣や身体のバランス、生命エネルギーなど、どれもバランスが大事だということ。
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