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【美肌】にんじんの葉っぱ4段活用レシピ・おすすめの食べ方はどれ?~ゆる自然派初心者のための「食探求」
くいしんぼう×ずぼらな私が
美味しく、綺麗につながる食を探求する【綺麗メシ】
▶今日のターゲット
にんじんの葉っぱ
え?葉っぱって食べられるの?
そう思う方も多いでしょう。
にんじん。
お店で葉っぱがついているものを見ることは
ほぼ皆無。
ですが、葉っぱはあります。
(当たり前だけど)
しかも、葉っぱは
かなり栄養価が高いらしい。
↑このサイトでも書かれていましたが、
葉の栄養価を根の栄養価と比べてみると、
ビタミンAは2倍以上、
たんぱく質は3倍、
カルシウムは5倍、
その他、脂質、ビタミンE、カロテン、鉄分、
どれも葉の方が多いのです!(農家さん産地直送市場より)
にんじんは優秀な美肌野菜。
それの上をいくですって・・・?
え、そんなこと言われたら食べたいじゃん。
早速、畑をしているじいちゃんに聞いてみた。
「にんじんの葉っぱが欲しいんだけど」
「いいけど、そんなん何に使うん?」
今回知ったことは
今まで我が家の畑の主であるじいちゃん&ばあちゃんも
今までほとんどにんじんの葉っぱは食べず
ほとんど捨ててきた
というんです。
畑のにんじんは
密集していると大きくならないので、一度 ”間引く”。
そして、このとき間引いたものは
”さようなら”していたと。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55872959/picture_pc_5b9c3c237947c1de02e51ee5302da3e9.jpg?width=1200)
「ちょっと待った―――!!」
間引きにんじんを分けてもらってきました。
ばあちゃんから
”葉っぱ入りかき揚げ”をもらったことはあるけど、
それでも全体のごく一部。
栄養価が高いのに
食べられるのに捨てられる・・・。
「にんじんの葉っぱ」
ダメダメそんなの。
というわけで、
勝手にもったいないプロジェクト。
【にんじんの葉 普及委員会】発足です。
使ってみたらわかった。
これは、食べないと損。
皆さんに言いたい。
葉付きにんじんを見つけたら
「即買い」ですよーーーーーー!
中国人ばりに
買占めてもいいくらい。
爆買いして欲しい。
BAKU!
でも、手に入れたはいいけど
「どう使えばいいの?」となったら
元の木阿弥。
観阿弥 世阿弥。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55880368/picture_pc_8315837bcaa87ec59f97777353e1b2a3.png?width=1200)
ということで、今回は
【にんじんの葉レシピ】を検証してみました。
ぜひ最後まで『にんじん葉の可能性』をご堪能下さい。
そして、いつか来る『にんじん葉との遭遇』に
備えていただきたい。
~求めよさらば与えられん~
にんじん葉の使い方検証
検証内容は以下の4つ。
▶ゆでる
▶炒める
▶混ぜる
▶干す
です。
どれがおすすめだったと思いますか?
では、順番に見ていきます。
1.ゆでる:にんじん葉の海苔和え
葉っぱといえば定番の「ゆで」
他の青菜系と同じ要領でやっちゃってください。
しっかり洗ったにんじんの葉っぱ。
塩を入れたお湯でさっとゆがく。
その後は、ご自由に。
今回は
食べやすく切って、醤油とちぎった海苔で和えてみました。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55873010/picture_pc_5b56cb6629bb335918e2b61afd7255c6.jpg?width=1200)
葉っぱはとても香りが強い。
まるで春菊並み。
だからこそ、口の中に広がる香りと共に「食べている」という現実をありがたく感じることができる。
そのものの美味しさと香りを味わうなら、断然ゆでだな。
【ゆでる】
▶香り:強い
▶歯ごたえ:そこそこ
▶味:美味しい
・いわば青菜の王道。間違いない。
香りが苦手な方は・・・
ホウレンソウや小松菜など、
香りが少ない青菜と一緒に合わせると食べやすくなりますよ。
↑私の最近のブーム
2.炒める:にんじん葉でふりかけ
普通に炒めてもいいんだけど、
子どもも食べられるように「ふりかけ」にしてみることに。
炒めるとは違う?
(いや、細かいことは気にしないで)
++++++++
【ふりかけの作り方】
①刻んだにんじん葉を炒める。
②少し水分が抜けてきたら、他の具材をお好みで投入する。
【今回の投入例】
いわし節・黒ごま・白ごま・煮干しの粉など
なんでも入れちゃえよ。
③みりんと醤油で味付けするだけ。
(同量を適宜。目分量で勘弁)
++++++++++
いわゆる「ソフトふりかけ」ですな。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55873036/picture_pc_d09307f67de67d0cace530cbde992dd4.jpg?width=1200)
あたたかいご飯の上にたっぷりのせる。
ひと口食べると、様々な具材たちの味の饗宴を味わうことができる。
”主張しすぎない”にんじんの葉っぱの香りが絶妙。
栄養価もいくらでも増し増しできちゃうのが「手作りふりかけ」のいいところ。
添加物なしでこの美味しさなら、食卓にいくつあってもいい。
(ふりかけはそんなにいらないけどな)
【ふりかけ】
▶香り:そこまで気にならない
▶歯ごたえ:求めてない
▶味:予想以上に美味しい
・夫・子どもにも好評!
・自分好みにカスタマイズできるのが嬉しい
これは個性的な葉っぱの香りが緩和されるせいか、「葉物類が苦手な」夫と息子たちも喜んで食べてくれるものとなった。
大成功じゃないか。
『子どもが青菜を食べない問題』をいとも簡単に解決してくれた、恐るべきにんじん葉。
大いに感謝する。
3.混ぜる:にんじん葉のジェノベーゼ
~青い葉っぱがあったら
ジェノベーゼソースを作ったらいいじゃない?~
かのマリーアントワネットも言っていたじゃない。
(言ってないじゃない)
ジェノベーゼ。
一般的にはバジルで作られる。
だが、「バジルを枯らす女」にはいつまでも出会えない味・・・と思ったが救世主現る。
過去に春菊でも作ったことがあったけど、
香り高い青い葉物であれば
なんでもジェノベーゼになると信じている。
++++++++++
【ジェノベーゼの作り方】
にんじんの葉 80g程度
にんにく 1かけ
ナッツ(カシューナッツを使用)40g程度
オリーブオイル 150㎖~様子を見て
塩 少々
をミキサーで混ぜるだけ。
分量もいつもざっくりで作ります。(なので参考程度で)
+++++++++++
ナッツにこだわりはない。
そのときあるナッツで作ればいい。
松の実、アーモンド、ピーナッツ、くるみなど。
最後は表面をオリーブオイルで覆うと変色を抑えられる。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55873048/picture_pc_05b7ec70c6dd158e9e189418d4d29acc.jpg?width=1200)
ジェノベーゼソースって子どもはどうかな?って思ったんだけど、にんにくの香りが後押ししてくれて、息子も食べてくれました。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55873052/picture_pc_2ab31f200ddc9291da4e832b2a6a5a38.jpg?width=1200)
バケットにのせたり
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55873055/picture_pc_20aa76b81acc6ba2de1624f9c8d2242e.jpg?width=1200)
じゃがいもに和えたり。
息子も「美味しいじゃん!」だって。
嬉しいものですね。
【ジェノベーセ】
▶香り:にんにくと相まっていい感じ
▶味:想像通り美味しい
・とりあえず作っておくと、何時でも使えて便利
・ミキサーで混ぜるだけだから手軽
・夫・子どもに好評!
・バジルでできないことを実現
4.干す:ドライハーブに大変身
【作り方】
洗って切って干す。
そして細かくする。(ミルサーなどで)
レシピもへったくもないが、葉っぱを干してみた。
1日では乾燥しなかったので、何日か放っておく。
待つ。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55873069/picture_pc_9ce4544fb95484909a769415d1fb7422.jpg?width=1200)
数日後、パリパリになっていたものを集めて、ミルサーで粉状に。
見た目はドライハーブそのもの。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55880824/picture_pc_dc698b1c5d62262f86e02787b25ab40c.jpg?width=1200)
いや、少々かけらがイチイチが大きい。
でも気にしない。(ずぼら)
葉っぱというものは、長期保存がなかなかできないから、これはいい。
干すだけ。
なのに、いつでも葉っぱを楽しめる。
これでしばらくパセリとかハーブとか買わなくていい。
香りの強い葉っぱだからこそ、干す価値あり!
ポタージュの上にちょこっとのせたり
色と香りをお楽しみください。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55873436/picture_pc_77db515e1bb8cf2cad5ff9762bcc7cce.jpg?width=1200)
【ドライパウダー】
▶香り:高い香りに価値あり
▶味:少量で使うので特に気にしない
▶保存性:★★★
・保存がきくのが高評価
・基本的には干すだけだから楽
という結果に。
今回の結論。
にんじん葉には無限の可能性がある!
美味しいから食べてみて。
個人的にんじん葉おすすめランキング
一応ランキングにしてみよう。
第1位:ふりかけ
第2位:ドライパウダー
第3位:ジェノベーゼ
第4位:和えもの
保存性や使い勝手を考えるとこんな感じ。
(あくまで個人的見解です)
香りの強いにんじん葉。
そのポテンシャルは果てしない。
にんじん葉一度食べてみようかな?
そう思ってもらえたら私の作戦成功です。
でも見かけない?
いえいえ、
求めよさらば与えられん。
存在に気付くと、いずれ出会うことになりますから、
そのときはぜひ
とことんご堪能下さい。
★おまけ★★調べてみた★
「食べチョク」さんで葉付きにんじんを販売しているらしい。
「大地の会」さんでも季節限定で販売されているとか。
あと、まずは小さく作ってみるのもいいかも。
ミニ家庭菜園もいいですよね!
ということで
にんじんの葉を思いっきり堪能するだけの会。
ここまでお読みくださりありがとうございました!
綺麗メシ研究家
古川綾子でした。
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![綺麗道 【生きるを愉しむ新潟クリエイター】](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/31199543/profile_efb54cec813fc4cc26e501eea192847e.jpg?width=600&crop=1:1,smart)