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【読書メモ】植物のある暮らし🌱 | 【「タネとヒト 生物文化多様性の視点から」を読んで

今日は
日本における種子論議のオピニオンリーダーの一人である、龍谷大学経済学部教授・西川芳昭氏の書かれた著書
「タネとヒト 生物文化多様性の視点から」をご紹介します📗

タネを播き育て
次世代へと引き継いできた農家の現実・思いから語る本書では、経済的・政治的な視点で語られがちなタネとヒトとの関係に、疑問を投げかけるもの…

きっと読むと
「食べものがあるだけで、ありがたい…」
日々の食卓の向き合い方を
考えるきっかけになるかと✨

それでは5分でサクッとご紹介します🙋




今回の学び:食べものって命だから、知っておきたい。いのち(=タネ)と人との関係


①「タネ」を考える

本書で登場する
長崎の雲仙で有機農業を専業で営む
岩崎雅俊さんは「野菜のことがわかる」そう

野菜のことがわかる?どういうこと?

岩崎さんのインタビュー記事から、見えてきそうです👇

自分のニンジンと付き合って30年にもなりますが、私とニンジンはどういう関係なのかなと考えてみると、もう切っても切れない(中略)ああ、これこそ私のニンジンだ、これこそ自分の野菜だと感動めいたものが生まれていくんですね。たかが種だけど、やっぱり人の思いが伝わる。種と人はそんな関係にさえなれるのかもしれません。

出典:タネとヒト 生物文化多様性の視点から

枯れていく植物たちから

ここまで育ててくれてありがとう…
あとは頼みます

そんな風に感じることがあるそう

いのちのサイクルに関わる
いのちを紡ぎ、残していく

そんな営みに喜びや感動がある、と
本著では解釈されています✍️

②種は誰のものなのか?

・種子法廃止反対の市民運動▶︎種子と人間の望ましい関係とは?
・タネとヒトとの間にある豊かさ▶︎儲けなど抜きにして

本文を追うと、農家さん企業の関係が見えてくる

芽が出た🌱
花が咲いた🌸
種が取れた🧑‍🌾
喜び

自由に種を取り、育て、花を愛でる
そんな選択を守りたい

本著を読んで
その自由が揺らぐ不安と、守流ために何ができるの?
を私は考え始めて…✍️

アイデアとしては
・種取農家さんから野菜を買う
・家庭菜園で種とりしてみる
・種取農家さんから種を分けていただく

このあたりかと




命が生きる過程を共に

その声を聞き楽しみ
一緒に心地よい環境を作っていく

そんな喜びを味わっていたい
脅かされたくない

きっと
お家のベランダ菜園。家庭菜園
台所…

いろんな場所から
できることはある

そう信じて今日も
美味しいごはんが食べられることに感謝🌸

https://amzn.to/4fJNfDQ

皆さんの日々が穏やかなものであることをお祈りして🌸



#読書感想文


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えみはる
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