8.自分自身を知る ~ハーブ~
ハーブとの出会いは30歳ぐらいの時。私の身体にはとても影響を与えたものだった。
最初は、どんなものか気になったからぐらいの理由で、近くにあるアロマショップを覗いたのがきっかけ。そこでハーブティーを飲ませてもらい、こんなに飲みやすいんだ!と興味を持ち始め、そこからどっぷりハマっていった。
心の底から感謝しているのは、花粉症に効くハーブに出会えたこと。
忘れもしない、小学校で発生した時の、どうしようもできない鼻水と涙。それから、花粉症の季節になるたび憂鬱で、今年もきたか…とドラッグストアで何か対策できるものを買ってはやり過ごしていた。
でも、ネトルとの出会いで、私は薬から解放された。もしかしたらおまじないみたいなものかもしれないけど、ネトルを花粉症季節前から飲み続けることで、マスクするぐらいの症状に治まったのだ。
他にも、ラズベリーリーフには生理痛、免疫力アップにはエキナセア、ビタミンの爆弾と言われるローズヒップ、胃の不調にはカモミール、風邪気味の時はエルダーフラワー、スッキリしたいときにはミントなど。いくつか重なっている時はブレンドしてみる。
そうやって、自分の不調を自分で処方できることは、とてもすがすがしいものだった。
妊娠してからは、飲めるハーブが少ないことで常備することがなくなり、いつのまにかハーブに頼らなくてもよい生活になったが、いつでも取り出せる処方箋を自分の引き出しに取り入れられたことは大きな財産だ。
ハーブを選ぶことは、自分の身体を知ること。自分の身体を知ることは自分の生活を知ること。自分の生活を知ることは自分の心地よさを知ること。
ハーブを勉強することは、自分自身を知る一つの手段だったんですね。
ハーブさん、導いてくれてありがとう。
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