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旅日記

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世界一周した記録などを徒然なるままにのせていきます。
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世界一周つれづれ旅日記Vol.5  イタリアに一週間いるならソレントに泊まろう

世界一周つれづれ旅日記Vol.5 イタリアに一週間いるならソレントに泊まろう

断崖絶壁に張り付くようにカラフルなイタリアの街、「ソレント」。
南イタリアでどこに泊まろうか迷ったら、ソレントがおすすめ。有名スポットへのアクセスが良いので、旅の拠点として利便性がよい。

青の洞窟が見れる(はずだった)カプリ島と、
火山の噴火で、火山灰に埋まってしまったポンペイ遺跡と、
リゾート地アマルフィとポジターノへ行ってきた。

私が泊まったのは、8人部屋のドミトリー。

朝起きて目があっ

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自分が好きなこと、大切なことに、ちゃんと心動かされていたい

自分が好きなこと、大切なことに、ちゃんと心動かされていたい

27歳のとき、私は、お下がりの大きなバックパックを背負って、世界一周ひとり旅に出た。

その中で、日本にいるとすぐカチコチになってしまう私の頭を、ゆるめてくれる思い出が、アテネにはある。

すでに何カ国か回り、その年の9月、ギリシャの首都アテネに到着した。

そして、何となく嫌な予感がしていたのだが、到着早々それが的中した。
予約したホテルの窓口で、
「あなたの予約は入っていないし、それに、今日は

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世界一周つれづれ日記vol.4 空港で荷物を失ったが何とかなった話

新しい国で、私の荷物がない。私の身体はローマに無事到着したが、私の荷物が見当たらない。
空港の荷物受け取り場所での待ちぼうけは、不安だ。待てど暮らせど私の荷物は流れてこず、むなしく黒のレールが回転しているだけだった。

私は、うわさの「ロストバゲージ」というものにあったようだった。

必死に空港カウンターで助けを求めるも、英語も分からない、もちろんイタリア語も分からない、私の訴えはイタリア人の心に

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世界一周つれづれ旅日記vol.3 〜迷子にならないバスの乗り方

世界一周つれづれ旅日記vol.3 〜迷子にならないバスの乗り方

世界一周2カ国目は、フィンランド。

タイで出会った日本人みんなには、口をそろえて「飛ぶねぇ~!」と言われ、さすがにアジア人はほとんど見かけなかったフィンランド航空で、やって来ましたフィンランド!
さっきまでタイで汗だくだったのに、一気に寒すぎるヘルシンキに、トイレに行きまくる。

空港から市内までは、バスで行くことにした。

初めて降り立った新しい国でいきなりバス、というのは、旅慣れていない私に

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世界一周つれづれ旅日記vol.2   〜おかまちゃんに優しい国、タイ  タイの田舎でのんびりできるゲストハウス

世界一周つれづれ旅日記vol.2 〜おかまちゃんに優しい国、タイ  タイの田舎でのんびりできるゲストハウス

タイでは、バンコクで素敵なおじさんと仲良くなり、

象さんと水浴びしたり、

アユタヤの遺跡でコウモリの糞の臭さにうごめいたりしながら、

なかなかいい一週間を過ごした。

どうやらタイ人にも、私は危なっかしく見えるのか、タイ人の優しい国民性か、地図を広げていると、「大丈夫?どこに行きたいの?」「それなら、こっちだよ。案内してあげる。」と、見知らぬ人々が助けてくれる。

相変わらず英語はしゃべれな

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世界一周つれづれ日記vol.1 女ひとり旅に出発する日の頭の中&1カ国目タイ

世界一周つれづれ日記vol.1 女ひとり旅に出発する日の頭の中&1カ国目タイ

27歳 

結婚前に仕事をやめて、2ヶ月間の世界一周女ひとり旅に出発した。

海外に一人で行くのは初めてで、
そもそもひとり旅なんて、正直初めてで、
初めてのひとり旅が、2ヶ月の世界一周で、

楽しいのか、さびしいのか、自分がどんなふうに感じるのか、そんなことも分からずに、ただ「行きたい!」という思いを抱いていたら、そのチャンスを得たので、旅に出ることになった。

そして、おさがりのボロいバックパ

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「旅がもし人生に似ているのなら」

「旅がもし人生に似ているのなら」

沢木耕太郎の「深夜特急」
旅人の中では、言わずと知れたバイブルだ。

ただ深夜特急を読みながら旅をするなんて、ベタすぎるかなぁ・・・と思っていたのだけど、ローマの宿の本棚に、この間行った国と、ちょうど次に行く予定の国について書かれた「深夜特急5」があったので、読んでみることにした。

ひとり旅というのは、本当に気の向くままに過ごせるところがいい。

「旅がもし人生に似ているのなら」

本の中に、そ

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