勝たん
最近になってよく聞くようになった言葉
○○しか勝たん。
最初に聞いた時は
何に加担しているのかと
事件性を疑ったミスターセンクスであるが
「勝たん」つまり勝たないということだと知り
なんだそんなことかという安堵感を覚えた。
JC・JKが使う流行語で
2020年度上半期の流行語調査では
密です!を抑えて堂々の1位になったらしい。
ミスターセンクスとしては
JCとJKだってギリギリなラインである。
「JC・JK流行語大賞」
これが公式なタイトルとなっていることでさえ
オジセンクスとしては脅威でしかない。
コロナのこの時期だというのに
小池都知事の蜜ですを超えるような
流行語が存在するとは
さすがJC・JKである。
ちなみに
サルバドール・ヱビが提唱する
「コロニャーゴ」
そしてミスターセンクスが提唱する
「コロコロツィオーネ」
どちらも落選してしまったことは
とても残念である。
推しなアイドルや物を指して
「それに勝るものはない」という意味で使う。
ああなるほど
#センクスしか勝たん
こういったキーワードがSNS上で散見されるのは
そう言った意味だったのだ。
ランキングの中でもう一つ気になったのは
「ぴえんこえてぱおん」
生ぴえんでさえ聞いたことがないというのに
ぱおんとは何ぞ。
ぴえんの上位変換だということだが
ぱおんとはぞうさんであり
ぞうさんといえば
のはらしんのすけ的に言えば
幼稚園児でも通じる下ネタである。
大人になると
おじさんになると
その言葉がどこからきたのか
そしてどこへ向かっているのか
理屈を求めてしまう傾向にある。
しかしその発想力と若さには
目を見張るものがある。
着想家であるミスターセンクスは
ジェラシーの眼差しで
女子高生を見つめるのである。
そうして浴びせられる
気持ち悪いおじさんという称号は
ミスターセンクスの枕と股間を
濡らし続けることだろう。