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秋の自律神経の乱れを整えるアーユルヴェーダ7選
【現代に生きる40overの女性を応援する】現代版アーユルヴェーダの
齋藤 裕香里です。
秋に起こりやすい自律神経の乱れ
秋に入り、自律神経が乱れてる方も多いのでないでしょうか?
自律神経が乱れると、眠れなかったり、気持ちの浮き沈みがあって自分でもどうしようもならない、イライラが止まらない、などの症状が出ます。
朝晩はすっかり肌寒くなり、乾燥が気になり始めたり、
日中は太陽の日差しも強い日もあり、季節の変わり目に振り回される季節なので、
アーユルヴェーダでは、そういった症状が起こりやすいと考えます。
今回は、アーユルヴェーダで、秋の自律神経のバランスを整える7選をお伝えします。
自律神経とは
自律神経とは、365日休むことなく、自動的に私たちの体を調節している神経のことで、2つあります。
1、「交感神経」活動する時に優位になる。
2、「副交感神経」リラックスしているときに優位になる。
これら2つの神経は、1日の状況に応じて交互に働き、私たちの体が最適に機能できるように調整します。
しかし、ストレスが多かったり、不規則な生活が続くと自律神経のバランスが乱れ、この調整がうまくいかなくなり、さまざまな不調が現れることになります。
現代女の不調は過緊張が原因
現代女性で起きやすいことは、交感神経が働きすぎてしまい、過緊張してしまうことだと言われます。
そうすると、下記のような症状が起こりやすくなります。
自律神経の乱れで不調になる症状
・頭痛 ・不眠 ・イライラ
・生理不順 ・疲れやすい ・冷え
・お腹が張りやすい など
自律神経を乱しやすい人のアーユルヴェーダ的特徴
アーユルヴェーダは、人には3つの体質があると考えます。
3つの体質とは、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)です。
特に、ヴァータ体質、ピッタ体質の方は自律神経が乱れやすいと私は考えます。
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ヴァータ体質
気配りやアイデアが豊富に出てくる一方、
あれやこれやと気配りできたり、起こってもない先のことをあれこれ心配しすぎてしまう、気持ちの浮き沈みがある方が多いです。
ピッタ体質
リーダーシップを取り、完璧主義の一方、
自分にも他者にも厳しく、120%やり切らないと気が済まない、
クールダウンすることが苦手な方が多いです。
これらの体質の方は、交感神経が優位になりやすく、忙しくなると過緊張気味で気持ちがなかなか休まらない傾向にあります。
自律神経を整えるアーユルヴェーダ7選
1、1人になって休息する
これはシンプルだけど、予定を詰め込みすぎてしまうタイプの方には
一番有効です。
はい、予定を入れないでください!!笑
時には、断る勇気も必要かもしれません。特に、ヴァータ体質の方は持続的な体力がないので、休まないと後でツケがくるタイプでもあります。
思い切ってリスケしたりして、1人になり何もしない時間を作って休んでください。
この時に、友人と遊んだり、映画を見ることも活動になるので、注意くださいね!
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2、白湯を飲む
体の冷えを感じる方は、是非白湯を飲んで、胃腸を温めるととっても効果的です。
温まるだけで、気持ちの安定も感じることができるでしょう。
体に火照りを感じる時は、冷ましてお飲みください。
<アーユルヴェーダの白湯の作り方>
①やかんに水を入れて、蓋をしないで火にかける。
②やかんに入れた水の量が半分くらいまで沸騰させ続ける。
③沸かしたお湯は保温ポットなどに入れる。
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3、刺激物を減らす
ここでいう刺激物とは、アルコール、コーヒー、激辛な食べ物です。
特に、体に火照りを感じるピッタ体質の方は、仕事の後のビールやコーヒーを減らすだけで、イライラが減るのを感じることもあるでしょう。
出来るだけ、甘味のある温かい食事を摂ったり、ハーブティーに切り替えてみましょう。
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4、暖かいお風呂に入る
熱すぎないお湯にすることがポイント。
気持ちがほんわかするようなお風呂の温度にして、
はぁ〜とため息をついてお風呂でゆっくりのんびりしてください。
長風呂は体力を消耗するので、お風呂でほんのり汗をかいたらもう出る時です。
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5、寝る前にホットミルクを飲む
交感神経が優位になりやすいヴァータ体質、ピッタ体質の方は
甘い食べ物がオススメです。
ここでは、砂糖ではなく、お米や果物、さつまいもやかぼちゃのことです。
特に、温めた牛乳は不眠や気持ちを鎮めることにとても効果的です。
<アーユルヴェーダの滋養になる牛乳の飲み方>
1、「必ず温めて飲む」、ことが鉄則です。
2、食べ合わせに注意が必要。
(酸っぱいもの、塩気、魚介との食べ合わせはNGです。)
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6、セサミオイルを耳に塗る
アーユルヴェーダといったら、セサミオイルは欠かせない!
けれど、初めての方にはセサミオイルを肌に塗るって、摩訶不思議でしかないはずです・・・。
下処理があるのですが、それは一旦置いておいて、
香りがないタイプの無色透明のセサミオイルをご用意ください。
スーパーで小さいタイプでしたら500円ほどで買うことができます。
それを朝起きたら、寝る前に毎日塗ってください。(生理、妊娠期、熱がある時は除く)
セサミオイルを塗るだけで、
眠りが深くなったり、追いかけられる夢を見なくなる、
気持ちが安定するなどの効果を感じられるはずです。
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7、深呼吸をする
自分の身を削って頑張っている時、忙しく動き回っている時、
そしてあれやこれやと色々やるべきことが頭に浮かび上がっている時、
必ず呼吸が浅く早くなっています。
一度全て手を止めて、腕を大きく開いて3回の深呼吸〜♪
「(腕を大きく開いて)大きく吸って、はぁぁぁぁと口から吐いて〜」
これだけで、頭の重さは軽くなるはずですよ。
もし、できるのなら、自分の呼吸に気付きながら、仕事したり家事をすると
気持ちがさらに安定しますよ。
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まとめ
今回は、自律神経を整えるアーユルヴェーダの7つの方法をご紹介しました。
どれも今日からできるものばかりです。
簡単にできることを毎日少しづつ取り入れて習慣化するのがオススメです。