「極楽かた〜ゆ」エンジョイ日記

サンコーの「冬のあったか福袋」を頼んでみたら、「極楽かた〜ゆ」という商品が入っていた。
日常生活の中で肩湯がほしいと思ったことはなく、あまり期待していなかったのだが、これが想像以上の使い心地で…!もう、手放せないかもしれない。

あまりにもよかったので、布教記事を書きました。

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【かた〜ゆ生活 1日目】

福袋、開封。かた〜ゆと、対面。

かた〜ゆ!あなた、かた〜ゆって言うのね!

ほ〜ん。肩に湯をかけてくれるから、かた〜ゆ。安直なネーミングだ。分かりやすくて良い。

まあ、とりあえず、使ってみよう!

   ドン!!

設置した

【設置メモ】
・浴室外のコンセントに繋げる用の線は、そこそこ長さがあるので安心
・ホースを本体とポンプに自分で繋ぐのが地味に面倒
・本体は内蔵の磁石で壁にくっつけて、高さを調節するスタイルらしい。しかし磁力が弱いので、この高さ(浴槽の縁に乗ってる)にしか設置できない。
付属の吸盤で補強することもできるらしいが、面倒なのでしない
・肩湯機能のオンオフは、パーツ(画面右下の白い丸)のはめ込みによって行う

ふんふん。
設置だけで20分くらいかけてしまったけれど、これで肩湯が楽しめるんだな。
肩からお湯がかかるってことは、湯量が少なくても満足感が得られやすくなるのかな?

御託はさておき、

 スイッチオン!

お〜、出とる出とる

浸かってみた。
おおー。肩に、湯が当たる。(当たり前)

……
あれっ…
肩に当たるお湯の量、そんなにないかも…

というか、無理に肩に湯を当てようとすると、お湯から出てる体の部位が多くなって寒いな…
この湯量なら、足を組んでオフィーリア位(※)をとれば脇あたりまで浸かれるし、追加であったまるのは耳だけだな…

※オフィーリア位:ミレー画の「オフィーリア」のごとく、重心を下方にずらし、背中を浴槽につけるような体位。筆者の造語。

あったまるのは耳だけ…
これじゃ、みみ〜ゆじゃないか…

う〜〜ん……。
あたたまる面積はそんなにないし、毎回使用後にホースを抜くのも大変だし、すぐに内部でカビが生えそうだし、面倒くさがりのわたし向けではなさそう。メルカリで売る準備をしておくか。

でも、なんだか、お風呂上がりの身体がいつもよりぽかぽかしているような気がするな。耳にはツボが集まっているというし、その関係かな?

【2日目】

手入れも片付けもせずに寝てしまったため、かた〜ゆは設置されたまま。
だが、今日は使う気はない。これで見納めかな。

ふう。入浴。

あれっ…
寒いんだけど…。

かた〜ゆが当たってないと、こんなに上半身、寒かったっけ……?

ヤバいヤバい!寒い!!スイッチオン!!!

ザバババババババ

ああああああああ……
あ、あったかい………………………

かた〜ゆすごい。過小評価してごめん。
こんなに、温かさが違うものなのか。
寒い部位が、顔しかない。

かた〜ゆのお湯が当たって温まっているのは、耳…というよりも首、頸動脈のあたりかな。


…と、そこまで考えて、ハッと気づいた。

鼠蹊、腋窩、頸…
いま、太い動脈が、全てお湯で温められているんだ……!

太い動脈というのは、簡単に言うと、熱中症の時に冷やすべき動脈のこと。

MIRAI病院ホームページより

かた〜ゆでやっていることは、その逆である。だから、効果的に体が温まるんだな…!

風呂上がり、やはり身体が明らかにぽかぽかしている。温泉帰りのような気持ちよさだ。

うん。手放すのはやめた。君にはこれからわたしの入浴時間のパートナーになってもらおう。

【3日目】

かた〜ゆと共に生きる決意をしたわたしは、かた〜ゆのチカラを最大限引き出すべく、いろいろと試行錯誤してみた。
以下、その研究成果である!

●安め賃貸の浴槽でかた〜ゆのポテンシャルを最も引き出すであろう設置方法

①まず、ポンプの位置を、蛇口の真下かつ浴槽底部付近にセットしておく。(上の方にしてしまうと、④で高温になりすぎてしまう)
②次に、浴槽に、ぬるめのお湯を少なめに張る。
③熱湯の蛇口のみを開き、ポンプの真上に熱湯がくるようにお湯を注ぐ。
④浴槽に入り、かた〜ゆのスイッチを入れる。

すると…………なんということだろう!!!

身体には心地よいぬる湯!首にはあつ〜いお湯!

これが……極楽か…。

●肩湯を受ける体勢について

半オフィーリア位をとり、後頭部をかた〜ゆの真下の浴槽の壁に預けるようにすると、ちょうど首の付け根にお湯が当たる。まずはこの姿勢だ。順当に身体があったまっていく感じがする。

さらに身体を下に沈めると、みみ〜ゆ/顔〜ゆになる。顔〜ゆ、案外気持ちいい。
外では絶対できないことなので、その贅沢感も加わっての気持ちよさかもしれない。

首、耳、顔を温め、冷えているところがなくなったら、本来の目的である肩に湯を当てる。ふふふ…これが、おうち温泉か……

首、耳、顔、肩にお湯を当てるのを繰り返し、飽きた頃には、全身あますところなくぽっっかぽか!
こんなの、ごきげんになっちゃう!!

もう離れられない。これからもわたしを支え続けてくれ、マイスイート!

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というわけで、極楽かた〜ゆのある生活を、ありのままにお送りしました。
なお、記事中ではかた〜ゆ(愛称)と読んでいますが、正しいお名前は極楽かた〜ゆです。

現在セール中みたいなので、気になる方は是非。

サンコー!ありがとう!!

こんなに人を幸せにできる御社は、いい会社だ。推します!

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