
【読書日記】読書と喫茶店を楽しむための3つのヒント 2025/1/19
読書と喫茶店を楽しむための3つのヒント
休日は喫茶店でほっと一息…☕
忙しい日常から少し離れて、心と体をリフレッシュしませんか。今日はあなたにとって癒しの時間になるために、喫茶店での読書を楽しむ3つのヒントを提案しちゃいます。

1. 理想の喫茶店えらび
まずはどの喫茶店を選ぶかがポイントです。静かでリラックスできる空間、適度に流れるBGM、店員や客層など、自分に合うお店を探しましょう。
わたしの場合はザワザワしている店内が好きなので、静かなお店は落ち着かないんですよね。でもBGMはないほうが好みなんです。
お店探しはGoogle Mapがおすすめ。「渋谷 ブックカフェ」と調べるだけで、こんなにもいっぱいでてくる! 店内写真もクチコミも見れるから、事前に理想の喫茶店をチェックできますよ。
2. 読書にぴったりな時間帯
何時ころにお店に行くのか、というのも重要ですよね。やっぱりランチ時は店内も落ち着かないので、午後のティータイムが一般的でしょうか。
わたしがおすすめは午前中、できれば朝一オープンしてすぐの時間帯です。
まだお客さん少ない店内、あなたは人気の窓際の席を確保。白いシャツとがゆるふわパーマが似合う青年に注文を伝える。朝の日を浴びながらいただく渋めのコーヒーは脳の中まで染み渡っていく… ゆっくり本をひらき、こころ赴くままに文字の世界に飛び込んでいく。
ほらっ! 朝一番に喫茶店に行きたくなったでしょ!
3. 読書のお供 食事とドリンク
せっかく喫茶店に来てるのなら、やっぱり楽しみたいのは食事やドリンク。
リラックスできるハーブティーや、気分を癒してくれるデザートもチェックしたいところですね。
午前中に喫茶店へ行くわたしは、なんといってもモーニングセット。愛知県や岐阜市あたりでは、びっくりするくらいの朝食がついてくるんですよね。しかもお値段はドリンク代のみで、これ全部500円以下でいただけます。

モーニングセットのあるお店は全国区だと少ないのですが、コメダ珈琲店は全国どこにでもあるので、ぜひ行ってみて下さい。美味しくお得なセットで、胃とお財布も癒されてちゃってください!
新しく出会った本たち
黒い谷/ベルナール・ミニエ(ハーパーコリンズ・ジャパン 2024/11/22 発売)【今週イチ推し!】
フランスのピレネー山脈で発生する猟奇殺人事件を描く骨太ミステリー。女性憲兵隊ジークラーが猟奇殺人の真相を追い、停職中のセルヴァス刑事が失踪した恋人を探す過程で事件が絡み合う。
現場に残された謎の記号の意味は? なぜ殺害方法が猟奇的なのか? 恋人マリアンヌの拉致事件との関連性は? そして最大の疑問、そもそも何故こんな事件が起こったのか?
複雑な人間関係が描かれ、心を揺さぶられる展開がめっちゃ魅力的! 社会問題を絡めたエンタメ度抜群の警察小説で、マジで驚く真相、最後まで目が離せませんでした。
撮ってはいけない家/矢樹純(講談社 2024/11/13 発売)
映像制作会社のディレクター佑季は、モキュメンタリーホラーの企画を依頼される。地方の旧家で撮影を進めていく中、ADの阿南はフィクションと現実の共通点に気付き始める。この家にはどんな過去があり、隠された秘密があるのか。
赤夜家の男子が12歳で命を落とすという謎を追い、徐々に明らかになる恐怖の真相が読者を引き込む。スリラーとホラーの要素が融合し、丁寧な筆致と戦慄の展開が魅力的な作品。伏線回収が秀逸で、ミステリー好きにもおすすめです。
猫の耳に甘い唄を/倉知淳(祥伝社 2024/12/12 発売)
売れない覆面ミステリー作家と弟子のコミカルなやり取りが魅力の本作。開始一行目から読者を引き込み、作家の本音が漏れる場面にニヤリとさせられます。
終盤の謎解きで見事に騙され、納得の展開に驚愕。本格ミステリーの面白さをコミカルに描き、不景気な世の中を吹き飛ばすような、笑いと驚きに満ちた一冊です。
各作品の詳しいレビュー
各作品の詳しいレビューはブクログで記録しています。お時間があるかたは、ぜひ遊びにきてね。読んでいただき、ありがとうございました。