このスープで残りの夏を乗り切ります!
夏になると冷製スープを作ることがあるのですが、この韓国の冷製スープ(ネングッ 오이냉국)は私が幼少の頃から食べている夏定番スープ。これを我が家は毎年作っています。もちろん、今年も作りましたよ!
▼トマトやきゅうりのガスパチョも作りましたよ
先日、二十四節気の「処暑」を迎え、厳しい暑さはなくなりこれから秋めいてくる季節と言われています。実際に地元徳島は朝晩が涼しい日もあったり、曇っている日は室内でも上着が必要かな?と感じる日々。
が!まだまだ残暑厳しい日本の夏です。ちょっと暑さが身体から抜けないな…、喉越しのいいスープが飲みたいな…と思った時は、ぜひこのネングッを思い出してみてくださいね。
韓国の冷製スープは超簡単(レシピ)
材料はわかめときゅうり、そして薬味の生姜とみょうがだけ。
我が家はだし汁に醤油とお酢で味付けをしますが、だし汁を使わない、砂糖を入れるなど家によって違うのがこの冷製スープです。
冷蔵庫で冷やして食べますが、味をしっかり濃いめにして氷を入れたりすることもありますよ。
だし汁を作る時以外は火を使わない調理です。
焼き肉や濃いめの味付けの料理だとさっぱりとして味わいでクールダウンできるスープです。和食にも合います。
きゅうり・わかめの薬膳的効能は?
旬の夏だけでなく、年中手に入れられるきゅうり。涼しくなってきるとちょっと身体を冷やしがちな冷製スープです。生姜やみょうがを入れるのは、これらが身体を温める作用があって(温性)、わかめやきゅうりの冷やす力を中和させる目的もあります。
冷え性の方や胃腸の調子が悪い時は控えてくださいね。
2つの効能を見ると、腫れもの(できもの)ができた時に良さそうですね。五性からすると、できものも赤みを帯びた熱のこもったできものやニキビには有効かもしれません。
美味しいわかめが手に入った、きゅうりをたくさんもらいすぎてどうしよう…といった時にぜひこの冷製スープ・ネングッを作ってみてくださいね。