絵描き、9月の東京都美術館にて「あたしのエレメント」
9月、都美術館での展覧を終えて、とうとう一ヶ月半近く経ってしまった。
元々のろまな弘生だけど、今回ばかりはたくさんのことが重なって、展覧会後、執筆どころか絵もまるで描けない状態にあります。
無論、心身ともにそれは今も続いているけれど、長時間の電車に揺られている、ちょうど今この時、ふと今なら書けるかもという気持ちになり、展覧会の記録を書き始めてみました。
長時間の電車内では、たいてい隣 (時には両隣) の眠りこけてる他人さんに、なぜか凄まじく寄りかかられてそれどころじゃないのですが、今日は今の所大丈夫そうです(笑)
まだ暑さが残っていた9月の終わりから、すっかりもこもこのカーディガンを羽織り、冷たい手を擦り合わせるような時期になってしまったけれど……
さて、残暑厳しい9月6日、7日の搬入、審査、撮影等を終えて、例年通り18日から26日まで近代美術協会展を開催した。
今回は会が発足して60回めの節目の展覧であったのだが、その直前に会の要のひとりである、何が起きても人を助ける側に居た、弘生の女神が倒れたことを知った。
え? これは悪い夢?
けれど、私情が溢れてどうにかなってしまいそうであっても、会は開催されるのだ。
初日、オープン前。
いつものように、各室にそれぞれの作品が壁面を泳いでゆく。
自由に表現されたそれらを壁面に配置してゆく瞬間は、大変だけどやっぱりこの場所でのひとつの完成形と流れ始める会場を徐々に感じてゆく。
弘生自身の作品は、まあ、いつものように大小含めて、今回は9点でひとつの作品。
7月の個展に出品したものと新作含め、美術館の壁面の高さを強調するように展示してみた。
だから壁に設置してくれる業者さんには、いつも本当に迷惑? をかける(笑)
ほんの1cm、ほんの数度の角度を調整して、何度も何度もやり直してもらう。
だから弘生の作品展示は、毎年ほぼ例外なくさいごに回す。
今年の高さは、そばで観ている人は首が痛くなったに違いない。
けれど、こうして完成のかたちをみると、万物に無条件で感謝したくなる。ありがとうありがとう。
今回もたくさんのお客様が観に来て下さいました。
note友もいっぱい来てくれて、涙が出るほどうれしくて、本当はみんなをぎうーって抱きしめてしまいたいほどうれしかったんだよ。
実際会うことは少なくても、心の近さを感じられるこの感覚ってなんだろ、本当にあったかいの。
今回は事務所に詰めっきりだったので、会場には長くいられなくて失礼をしてしまったけれど、本当に本当にありがとうございました。
それから、いっぱい応援してくれたnote友にも心から感謝してます。
本当にありがとう。
うふふ、展覧会の様子をnote友が記事にしてくれました。
事務所に詰めていて、お客様が見えた時だけ会場に降りていたので、いつもよりさらに写真を撮っていなかったから、note友の写真がとってもありがたかったのです。
何度読み返してもうれしい。
果てしなく優しくて美人の童話作家、西野圭果おねいさまが、
取材に来て下さった誠実感溢れる、リ・キュレーターの灯火さんが、
マルチな言葉の魔法使い、おっとり静かな妖精rira ちゃんが、
(彼女を勝手に専属カメラマンと呼ぶ)
溢れる底抜けの笑顔であったかい手を差し出す母みんみんちゃんが、
いっぱい素敵すぎる記事を書いて下さいました。
展覧会終えて、こうして友の記事を再び読んで、弘生はまたまたうれし泣きします。ありがとう。
また、展覧会に足を運んで下さった友、応援してくれた友、もう一度ありがとう。
それから、母ちゃん、弘生の女神のことも思って書いてくれてありがとう。必ず復活させるからねっ。号泣
こうして波瀾の幕開けと、会期中にもうひとりの要 (現委員長) が倒れて緊急搬送されるという信じ難い状況で幕を閉じた今回の展覧会だったが、これは何かのメッセージなのではないかと深く考える。
いずれにしても、弘生にとってこの展覧会は、note友とリアルに繋がれたひとつのきっかけであったことは間違いなくて、あらゆる意味で幸せだったことを実感する。
いろんなことがある。
だって生きてるんだもん。
奇跡の中で生きてるんだもん、だから生きなくちゃね。
♡
奇跡。誕生。幸福。
西野圭果おねいさまが、ふたり目のお孫ちゃまの誕生に合わせて、童話集第2弾を発表しました。
素敵すぎるお話がぎうぎうに山もり詰まっています。
ぜひぜひ手に取って読んでみて下さい。
必ずや虜になってしまいますぞ。
また改めて感想の記事を書きます。
取り急ぎ、紹介♡
本当にウソみたいに遅くなってしまいました。
だけど、最後まで読んで下さってありがとうございました。
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