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パフォーマンスを高めたい人が作るべき「◎◎→いい睡眠→疲労回復」というサイクル

こんにちは、AuB株式会社です。
弊社は『すべての人をベストコンディションに。』というミッションを掲げ、サッカー元日本代表の鈴木啓太が創業した会社です。
このnoteでは、ビジネスパーソンが「いつも調子がいい状態」を作り出すために必要な情報をメインに発信していきます。


便秘がもたらす経済損失は年間”122万円”

前回は「見過ごされがちな"プレゼンティーズム”が、経営に与えるインパクト」というテーマで、従業員のパフォーマンスおよび経営に影響を与えるにも関わらず、重要視されていないプレゼンティーズムについて述べました。

上記においても一例として便秘について述べましたが、2019年5月にアメリカのサンディエゴで開催された消化器学会(米国消化器病習慣病)では、日本人の慢性便秘症とOQL(生活の質)の大規模調査結果が発表され、「慢性便秘症の方は年間約122万円の損失する可能性がある」との結果に。

また、慢性便秘患者と非便秘患者では労働生産性に1.7倍の差が出ることも報告されています。
弊社に寄せられる体調のお悩み相談でも、便秘に悩む人の数は非常に多いです。また、便秘だけにとどまっているならまだしも、便秘が他の症状を引き起こすトリガーになってしまっているケースも少なくありません。

実際、便秘(のみならずプレゼンティーズム全体に言えることですが)のために欠勤して病院へ向かうという意思決定をした人は少なく「午前中休めばいけるかも」「30分くらい作業を止めて休憩すればなんとかなるかも」といった形で仕事を中断する人も多いかと思います。
そこから再度集中して業務に取り組めるようになるまでにかかるスイッチングコストであったり「またすぐに体調が悪くなったらどうしよう」といった、不安に怯えながら仕事を進める形になってしまうと、生産性が大幅に下がるでしょう。

引用:https://www.esquire.com/jp/menshealth/wellness/a28558709/asked-the-doctor-about-the-points-of-constipation-measures/

これらの数字を見ると、いわば個人の問題の範疇を超えているといっても過言ではないと思います。事業を作っているのは、現場で働く従業員です。従業員の便秘や体調不良を会社としてサポートすることで、結果的に生産性が上がり、事業の数字に跳ね返ってくると言えるでしょう。

また、フリーランスの方々などは、自身の生産性が上がらない=収入にダイレクトに跳ね返ってきますので、見過ごしてはいけない課題かと思います。

ほとんどの人が知らない、質の高い睡眠を取るために必要な要素

今回のnoteの本題に入ります。
なぜ、冒頭で便秘の話をしたかというと、便秘=腸が不調な状態と捉えた際、腸が不調な状態というのは睡眠にも影響を及ぼすからです。厳密に言えば、腸内細菌は睡眠の質に影響を及ぼすことが分かっています。

引用:https://wpi-iiis.tsukuba.ac.jp/japanese/news/1626/

「睡眠の質が低いとパフォーマンスが落ちる」「疲労を回復させ、生産性を高めるにはしっかり睡眠をとることが重要だ」このような声は、ほとんどのビジネスパーソンが共通認識で理解していることだと思います。
「パフォーマンスに睡眠の質なんて関係ない!と言っている人は、あまり見たことがありません……

しかし「そもそも何故睡眠の質が低くなるのか」に関して、理解している人は少ないのではないでしょうか?

もちろん、前提として睡眠の質が低い場合の理由はいくつか存在します。
その中で今回ご紹介したいのは、腸内環境は、脳機能と相互に影響を及ぼしあっていることが、研究で明らかになっているということです。
つまり、睡眠の質が低い原因は、腸内環境の乱れの可能性があるということ。

言い換えれば「良い腸内環境」は「良い睡眠」を生み出し、結果的に「疲労回復」につながると言えます。
パフォーマンスを高めたい人は「良い腸内環境を作り出す/Keepする→良い睡眠→疲労回復」というサイクルを作ることが必要になります。

今、睡眠に課題があると感じている場合、もちろんさまざまな要因が考えられますが、まずは自身の腸内環境を疑うところから始めてみましょう。全ては意識をするところから始まります。

寝る前のスマホが、腸内フローラを乱す可能性がある?

まず「腸内フローラとは何か」から説明をします。
※すでにご存知の方は飛ばしていただいて構いません

■腸内フローラとは!?
わたしたちの腸内(特に大腸)には、1,000種類以上・100兆個の菌が住んでおり、腸内細菌叢と呼ばれています。腸内にいる腸内細菌は、重さにして約1.5kg。腸のなかにそれほど大量の菌がいるなんて、驚きですよね。

これほどまでにもたくさんの菌が互いに協力し合い、わたしたちの腸から全身の健康を支えていくれています。また、この腸内細菌の集まりは、顕微鏡で観察した時にまるでお花畑のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。

https://goodcho.aub.co.jp/gut-microbiota/

そして、この腸内フローラが、睡眠に影響を与えると言われています。
中国における、マウスを用いた研究では、明/暗サイクルを故意的にずらすと、腸のバリア機能と腸内細菌叢の多様性を下げたという結果に。

日常生活のシーンに置き換えると、夜遅くの寝る前のスマホや、PCのライトは体のサイクルだけでなく、あなたの腸内環境も乱す可能性があります。

ライトを含む明るい光を昼と判断し、体内時計に作用して睡眠を促すメラトニンの分泌が抑制されて眠れなくなるという話はよく耳にすると思います。

しかし、それらが腸内フローラを乱すという話は知らないひとが多いのではないでしょうか?
腸内環境が乱れるということは、上記で述べた「良い腸内環境を作り出す/Keepする→良い睡眠→疲労回復」というサイクルを回せなくなってしまうことになりますので、夜寝る前のスマホは控えて部屋の電気を暗くするなど、腸内環境を整える行動をすることが、結果的に睡眠の質を高め日々のパフォーマンスを上げてくれるでしょう。

忘年会・新年会のシーズンにおいて、腸内環境を乱さずに生活するにはどうすれば良いのか

最後に、時期的にも皆さんに知っていただきたい研究結果をご紹介します。

年末年始は忘年会や新年会、会食などが頻度高く行われるかと思います。本noteがリリースされる12月最終週段階で、既に飲酒量や食事量が普段の摂取量よりも多くなってしまっている人も多いのではないでしょうか?

こうなると、心配なのは体調。いくらシーズンとはいえど、12月末まで仕事が詰まっている方も多いと思いますし、気持ち的にも新年にタスクを持ち越したくないことから、ハードワークになりがちな時期でもあります。

普段から会食が詰まっているビジネスパーソンからは「食事量を制限している」との声を聞いたりもしますが、食事量だけでなく時間を制限する時間制限食(TRF:Time-restricted feeding)も良いかもしれません。
特に午前中〜午後の早い段階でバランス良い食事をする方が、(朝食を欠食して夜遅い時間に寄せた時間制限より)肥満予防や腸内環境改善効果があるという研究結果もあります。

引用:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35194047/

こうした知識をきちんと身につけたうえで、習慣にしていくタイミングとしては、新年を迎える今がベストかもしれません。

我々は「すべての人を、ベストコンディションに。」というミッションを掲げています。
理想的な腸内環境へ導くことで、ヘルシーで活発な明るい毎日を過ごしたいあなたの心身のコンディションをサポートしていくことを目指します。

「腸活」とは、一般的にバランスのよい食生活や適度な運動などを行いながら腸を整える活動のことをさします。
しかし、世の中に多くの情報が氾濫する中、専門的な知識をもたないことで、ヨーグルトや野菜を食べることだけで良いと考えてしまったり、体に良いといわれる単一の食材、単一の菌を取り入れる偏った腸活をしてしまい、理想的な腸内環境に近づけていない人が多く見受けられます。

AuBは理想的な腸内環境を目指すために、体調管理のエキスパートであるアスリートたちを中心に、7000検体以上を研究。
そこから導き出した科学的腸活メソッド、「AuB GUT CARE METHOD(菌を摂る・育てる・守る)」の3つの方法を提唱し、商品開発をはじめとしたサービス提供や、情報発信をしています。

弊社が運営する「好きなこと・楽しいこと」を長く続けるヒントをお届けするライフスタイルマガジン、goodchoはこちら👇

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