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やる気のないダースベイダー

まーくん、1歳と2ヶ月。
少しずつ歩くようになった。まだ不安定でよく転んでいる。

なっちゃん(あつこの次女)がまーくんを連れて日帰りで遊びに来た。

まだおっぱいを飲んでいるまーくん。飲む量はだいぶ減ってきたらしい。

ふわふわ赤ちゃんらしい香りがして、思わず抱きしめたくなる。

あつこ「ぎゅー」

そういいながらまーくんを抱っこ。
まーくんはキョトンとして、こちらを見つめている。
なんて赤ちゃんてこんなに可愛いんでしょう。
孫だから、可愛さマシマシである。
ぎゅー。

そばを通りかかる理科系夫。

理科系夫「ぎゅー、ぶた、とり、合い挽き」

ギャグは誰にも相手にされず、消えていく…。
ーーー

すると、コソコソと歌い出した。

理科系夫「ぎゅーにゅーと、コッペパン、コッペパン」

音楽はこちらである。。

これ、別名「やる気のないダースベーダーのテーマ」と呼ばれている。

この旋律の、やる気のなさのままに

「ぎゅーにゅーと コッペパン コッペパン」
小さな声で歌い続ける理科系夫。

歌詞が曲にぴったり合っているのが、なんだかくやしい。

そして、抱っこされたまーくんは大泣き。

あつこ「ほら、、、、変な歌を聞かせるから」

理科系夫はバツの悪そうな顔をしている。
ーーー
まーくんはなっちゃんに抱っこされると、ピタリと泣きやんだ。

そして理科系夫の顔を見ながらニコニコ笑った。

理科系夫「ちゃんとわかっているじゃないか。歌のせいじゃないよ」
理科系夫もニコニコ。

むむむ。とりあえずまーくんが泣きやんだのでよしとしよう。

こうやってオヤジギャグに磨きがかかっていくのである。

ーーー

このリコーダーを演奏しているのは「栗コーダーカルテット」だ。
ピタゴラスイッチのテーマを演奏していることで有名。
Eテレでやっていた「ジャム ザ ハウスネイル」のテーマソングも演奏していた。
ひそかにファンである。


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