マインドフルネス≒ヨーガ
伝統的なヨーガを学んでいます。
ヨーガと言っても沢山の種類があって、何がちがうのかよく分からないかも知れません。
私の師匠である齋藤素子先生の著書によると以下のような分け方になります。
伝統的なヨーガとは、古典書に書かれている通りに忠実に実践することが、その効果を得るためにとても重要なことと言えます。
現代的なヨーガとは、何かを付け足したり、削ったりしたもの。
どちらがいいとか悪いという話ではなくて、自分の目的に沿って選べば良いです。
マインドフルネスとヨーガ
最近、マインドフルネスの勉強をしている中で、マインドフルネスヨーガについて講義を受講しました。
ここではマインドフルネス≒ヨーガであると言うことが説明されました。
つまりマインドフルネスがないヨーガは、ヨーガではないということ。
そんなことないと言う人もいるかもしれないけど、伝統的なヨーガの文脈で見たら、その通りであると言えます。
マインドフルネス≒ヨーガってことは、マインドフルネスはヨーガと同義に近く、ヨーガはマインドフルネスと同義に近いってことだよね。
言葉遊びのようですが、私が思うのは、マインドフルネス瞑想をしていてもヨーガにはならないけど、ヨーガをしていればその延長にマインドフルネスはあるよね、ということ。
ヨーガでは、ヤマニヤマという日常の中で他者と自分への関わり方、ポーズの練習、呼吸のコントロール、感覚器官の制御という実践出来る部分をやっていれば自然と瞑想状態はやってくると考えます。
だけど、マインドフルネス瞑想だけだと、気づきにより人生が変わるという体験が出来たとして、呼吸が拡大することや、筋力アップや柔軟性の向上とかは出来ない。
ヨーガの実践における副産物的な効果というのも素晴らしいので、行き着くところが同じならば、色々出来るようになったほうがお得感があるのではないかな。と思ったりしている。
まだ、私がマインドフルネスについて考えが浅いのかもしれないのですけどね。
マインドフルネスをどうやって伝えるか
マインドフルネスという言葉に興味を持つ人はいて、やってみたいと思う人多いみたい。
だけど、いきなり座って呼吸を見続けるなんて、難しいと思うんだよね。
それならば、やはりヨーガを通してマインドフルネスを伝えていくほうが、わかりやすく、続けやすいのではないかと思う。
まずは、呼吸が通りやすい身体を作っていくことが、マインドフルネスへの第一歩にはいいんじゃないかなあ。というのが、今の私が考えていること。
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