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在宅で介護する?しない?

さて。いきなり言い訳から始めます。
元々文章力に自信のない私が無謀にもnoteを始めました。さらに自分のイラストを添えるというタスクを設けた為更新にはえらく時間がかかります。
どうか気長にお付き合いくださいませ。

それでは本題へ。介護について話すにあたり私が思っている事。

在宅介護は正義じゃない


これはあくまで年老いた高齢で要介護の両親を抱えている私の考えであって
「これが正解!」なんて押し付けるつもりはございません。
価値観は人それぞれ。在宅介護で大好きな伴侶や親に寄り添える事が幸せだという方もいらっしゃるでしょう。

だけど、ここでは私個人の気持ちを包み隠さず話します。自分の殻をやぶると決めたから。毒吐きます。猛毒かもしれません。
ネコかぶってたらここを始めた意味がないと思ってます。


という事で在宅介護がいいに決まってる!親を施設に入れるなんて
この親不孝もんがっ!という方にこの場所は決してお勧めしません。


介護ってそんなに甘くない


私自身は自分の手でオムツを変えたりお風呂の介助はしていません。
早々に介護施設に入ってもらいましたよ。介護を人任せにしましたよ。

そんな奴が偉そうに「甘くない」と言っています!

でも言いたい。言わせてください。しんどい。

それでもしんどいのよ…


例えば…
昨年12月の1ヶ月間、両親共に入院している病院に何度も通いました。
新しい施設の見学もまわりました。
役所で手続き、退院手続き、施設の契約、施設に荷物搬入、また市役所で手続き。細かい用事も山盛りで、ぜーんぶひとりで対応。心身ともにヘトヘト。
帰り道、思わずビールのロング缶を買って家で酒盛り。

両親が介護状態になって約4年、介護施設に入って3年半。
その間数えきれないほど病院、介護施設、役所を行き来しました。
福祉車をレンタルして車椅子の母を何度も何度も病院へつれて行ったし、
大学病院の長ーーーーーーい待ち時間にも耐えてきました。
自宅介護しなくたって時間も体力も精神もめーーーーっちゃすり減らした。
メンタル崩壊寸前。

私が語れるのは、要介護の両親と向き合ってきた実体験だけです。
でもこれが愛する伴侶や自分がお腹を痛めて産んだ子の介護だったら、また違う考え方をするのかもしれません。

ただ老老介護や介護疲れの末に起きる悲しいニュースを聞くと
どんな形が「正解」なのか本当に一筋縄ではいかないなと。

だからここでは正解を探すのではなく、私なりの体験と気持ちを
正直に書いていきたいのです。



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原田マサミ*イラストと終活とあんこ
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