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三雲修に学ぶリソース管理 ~ワールドトリガーから~
こんにちは! あたたけ です。
2月4日、ワールドトリガートリガー28巻発売しました!
特典ゲットのため、朝一で駅ナカの本屋に行ったのですが、わずかな時間であたたけ以外に2人も買っていました。
ありがたやー
ということで、今回も学びが多いマンガNo.1ワールドトリガー、今回は最新28巻の内容から学んでみましょう。
※ちなみに、前回はこちらです↓
28巻現在、ランク戦も一段落、『遠征選抜試験』に入っています。
起承転結でいうところの、転くらいな印象です。
試験ですのでいろんな課題が出て、登場人物たちが試行錯誤してこなしていくというのが大筋です。
で、課題の中で現在、メインとなっているのが『戦闘シミュレーション演習』というものです。
いわゆる『対戦型シミュレーションゲーム』ですね。
(ゲームをしない方は、将棋やチェスなんかをイメージしていただければ)
そんな状況の中、主人公 三雲修がいるチームが無双しているのが28巻現在の話です。
試験開始当初はそうでもなかったのですが、いろいろと準備してきたものが大きく成果を出したという感じです。
さてこの三雲修くん(以下、オッサム)、『才能が明らかに乏しいので、知恵と工夫で勝負する』というタイプです。
(まぁ、努力を惜しまない、素直に教えを請うことができるってのは、実社会で見るととてつもない才能なのですが)
ワールドトリガーでの才能とは『トリオン』というもので、『戦闘に直結する生まれ持ったリソース』くらいのイメージです。
で、オッサムの場合、本来なら戦闘に参加できないくらい低いトリオン量なんですよね。。。。
(その逆境を、知恵と工夫で乗り切っていく展開が熱いのですが)
そんな前提を踏まえ、どうやってオッサムチームが無双したのか?
一言であらわすと、『やらないことをやらない、やることにリソースを集中する』ですね。
ワールドトリガーでの戦闘シミュレーションの条件の一つが『戦闘は5ターン限定』です。
普通なら『5ターンでどう勝つか』と考えてしまいそうな所を、オッサムは『2ターンに集中する(後は逃げに徹する)』と割り切った作戦で他チームを圧倒したんですよね。
『リソースは集中すべき』ということが良くわかるというものです。
さて、組織全体でリソースを考えると、いわゆる『ヒト・モノ・カネ+情報』というものになります。
一方、個人レベルでリソースというものを考えると、『時間』が大事になるのかなぁと思います。
ただ、単純に『時間』となると『全人類に共通の量』と思いがちです。
が、実際のところは『知識量』とか『判断力』さらには『集中力』といったものの影響があるため時間当たりの処理量は人それぞれなんですよね。
なので、時間を『リソースの量』として見ると人によって違うのです。
ぶっちゃけると、『才能が少ない人は持ってるリソースも少ない』ということです。
ここに気づかないと、『効率的に時間を使う』はできないなぁと思います。
裏を返せば、『自分に才能があると思っている人、才能がないことに気づいてない人ほど、限られたリソースをムダに使いがち』となるでしょうか。
オッサムのように『自分の才能のなさ』を客観的にも明確に示されれば、『じゃあ、どのように効率よく使おうか』と前に進めるのかもしれませんが、なかなかそれは難しいものですからね。
実世界の才能って、トリオン量とは違って数字であらわせませんので。
であれば、あたたけのような凡人が学ぶべきは、オッサムの『謙虚さ、素直さ、強い意志』であり、『自分には才能がないかもしれないから、努力と効率を考える』という姿勢かなぁと思う、今日この頃です。
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ではでは。今回はこの辺りで!