サウナによる男性ホルモンへの影響について。
皆さん、こんにちは。こんばんは。
今日もお疲れさまでした。
サウナ歴13年以上のアラサー女あたらしゅです。
前回、サウナにおいて、女性ホルモンにどのような影響について記事を出しました。
今回は、男性ホルモンについてサウナに入ることでどのような影響があるのか。を記事にまとめてみました。
今後のサウナライフやこれからサウナに挑戦してみようという皆さまの参考になれば嬉しいです。
1.男性ホルモンとは。
男性ホルモンでは、テストステロンと呼ばれるものが有名です。テストステロンの95%は精巣、5%は副腎で作られ、生殖機能や筋肉、骨格などの成長に関わります。思春期はテストステロンの分泌が増加することで、第二次性徴を促進させ、肉体的な影響だけでなく精神的にも影響を与えます。
また、男性ホルモンの分泌が多くなると、集中力ややる気の向上、精神状態の安定などが見られたり、内臓脂肪を低下させたりするなど、成人後も心身への影響に関与するとされています。そのため、男性ホルモンの分泌を維持することが健康維持に重要です。
なお、女性にも男性ホルモンは少量ながら分泌されますが、小学校高学年ぐらいから、分泌量の差が大きくなります。
2.サウナに入ると男性ホルモンはどう影響するのか。
男性ホルモン(テストステロン)が、サウナにどう関わってくるのか。についてまとめてみました。
・サウナに入ると血流が2倍になり、酸素が増加し、筋肉疲労が改善につながりまた、テストステロンの値もアップする。
・オーストリア・ウィーン大学の研究チームが、週に2回以上サウナに入るグループと、サウナに入らないグループの風邪の罹患率を6カ月間にわたって調査したという論文によると、サウナに入る人はそうでない人に比べて約50%も風邪にかかる率が低かった。
病気にかかると、テストステロンが低くなるためサウナに入ることでテストステロンの低下予防にも繋がっていることが分かった。
・サウナによる自律神経を整えるため、睡眠の質が向上します。睡眠中もテストステロンが働いているためより数値がアップする。
サウナに入ると「男性ホルモンであるテストステロンの分泌を促進させるためより健康維持に役に立つ。」ということが分かりました。
3.筋トレ+サウナでより男性ホルモンを促進させる。
男性ホルモンのテストステロンを活発化するのなら筋トレを中心とした運動が効果的です。
なぜ筋トレが効果があるのか、それはテストステロンが作用するためには、標的となる細胞とテストステロンを結びつける、「アンドロゲン受容体」が必要です。
筋トレをすることによって、テストステロン同様にアンドロゲン受容体も増えることがわかっています。筋トレでは、切れた筋繊維を修復する過程で筋肉が肥大します。
これは「筋肥大」と呼ばれ、標的細胞上にあるアンドロゲン受容体とテストステロンが結びつき、タンパク質の合成を促進させることで起こると考えられています。アンドロゲン受容体によって細胞内に運ばれたテストステロンは、修復が必要な箇所を見つけ細胞内の修復を行ってくれます。
筋肥大に大きく関係しているのが、テストステロンなのです。
筋トレで分泌されたテストステロンをサウナと掛け合わせることで、よりテストステロンが維持しやすくなり身体によいメリットが増えます。
4.テストステロンが多いと薄毛になるのは本当なのか。
余談になるかもしれませんが、少し気になる方もいらっしゃるのではないか。と思い薄毛についてもまとめてみました。
結論からいいますと、医学的根拠はないとのことで、テストステロンは、量が少ない場合でも薄毛になることがあるそうです。
5.さいごに
サウナに入ると自律神経だけではなく、ホルモンの分泌促進させより健康維持にもアプローチできているのは、サウナは偉大だなと感じてしまいますね。
秋めいてくるこの頃、寒暖差が激しくなり朝、昼、夕での時間帯でもサウナの過ごし方が変わる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
皆さま、体調に気をつけてサウナライフをお過ごしくださいね。