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#3.06|凸凹兄弟、次男に輝く教育を!

7月に入ったら、と言われていた転院先の紹介ですが、まだ連絡がありません。「県外になるかも知れませんが」とも言われていたのですが、やはり難航しているのでしょう。

そうこうしているうちに学期末の三者面談の日が来てしまい、担任の先生からも早くも就職&進学のお話です。今年度から部活には復活させて貰っていて、高校生らしい生活が戻って来てはいるものの、もう折り返し地点。時は待ってはくれません。

幸い先日のCADの実習の時、課題(レポート)の早く終わった同級生が次男のところに来てアドバイスをくれて、なんと授業中にレポートが出せてしまったという報告を受けました。学校も夏休み中にもスクールカウンセラーとの面談を設定してはくれていますが、今欲しいのは一般論の指導ではなくこうした具体的な対処方法。

面談から戻ってWebを徘徊していると、朝日新聞Digitalに関連記事を見つけました。いつもなら有料会員ではないのでスルーするのですが、題して「凸凹の輝く教育」会員限定部分がどうしても気になり、ちょうど3ヶ月100円/月キャンペーン中だと言うので登録して読んでみました。

「凸凹の輝く教育」
https://www.asahi.com/topics/word/%E5%87%B8%E5%87%B9%E3%81%AE%E8%BC%9D%E3%81%8F%E6%95%99%E8%82%B2.html

 英語の長文は端末のカメラで撮って、テキスト化して音声で聞くと同時に、文章の間に改行を多く入れて、間隔をあけて読む。教科書や宿題のプリントも撮影し、画面上に取り込み、キーボードで書き込む。

不登校経験、読み書き障害の先生いてもいい 昼夜逆転乗り越えた院生
https://digital.asahi.com/articles/ASQ7B544QQ6VULZU004.html

板書を撮影して取り込む方法や「GoodNotes5」でノートをまとめる方法、「マインドマップ」で考えを整理する方法などを教えてもらうと、せきを切ったように自分の考えをiPadにまとめ始めた。

学校が嫌だった僕が科学者を志すまで 書くのが苦手でも楽しい勉強法
https://digital.asahi.com/articles/ASPBF55KYP99ULZU00C.html

授業の資料はPDFで提供してほしい▽大学の掲示板の紙もPDFで提供を▽聴覚過敏があるので試験以外の授業はワイヤレス式のイヤホン「AirPods(エアーポッズ)」をつけたい▽授業で議論する際は音に疲れてしまうので教室から出たい▽試験は一番前の席でパソコンで受けさせてほしい……。どれも認められた。

数学は大得意だが、他人が読めるような文字を書くことが苦手なので、途中式はできるだけ省略していた。
 すると、ある先生に「途中式が書けていないのに正解なのはおかしい」とカンニングの疑いをかけられた。

大学で発達障害と気づいた 日本での生きづらさ痛感した筑波大院生
https://digital.asahi.com/articles/ASQ7840X9Q6VULZU001.html

もう、あるあるすぎて泣けてくる。こんなに苦労している学生がいるのに、日本ではまだ研究が進んでいないという。聴覚過敏や対人疲労は私にもあるので、尚更共感を覚えた。

もう高校2年生、でもまだ進路はこれから決められる。この夏は少し時間を作って、遅ればせながら次男と向き合う努力をしようと思った。


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