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新刊試し読み!『質問の一流、二流、三流』

10月16日(月)発売の新刊、『質問の一流、二流、三流』の「はじめに」を公開します!

おかげさまで大人気、『一流シリーズ』の最新刊が出来ました!
「雑談力」や「説明力」より、大事になってきている「質問力」。
AIを最大限に活用する上でも、精度の高い「質問」ができることは重要なスキルになってきています。

質問力を身につければ、会話に困ることはなくなり、仕事もプライベートもうまくいきます。なんて夢のような話……!
本書を読めば、すぐにその質問のコツを実際に使って、相手の反応を見てみたくなること間違いなし!です!

■担当編集からのひとこと

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【はじめに】


あなたが亡くなるとき、後悔しそうなことはありますか?


◆質問はコミュニケーション最強のスキル

冒頭から変な質問をしてすみません。
でも、もしあなたが、

「〇〇にチャレンジしておけばよかった」
「大切な人にちゃんと想いを伝えればよかった」
「もっと家族を大事にすればよかった」

と、後悔しそうなら……、それは生きているうちにやった方がいいです。
なぜなら、あなたの人生にとって一番大切なことだからです。

このように質問は、時として大切なことを教えてくれます。
また、質問は相手のやる気も引き出します。
部下が思った通りの結果が出せなかったとき、
・「なんでできないの?」と問い詰める上司
・「何があったの?」と質問する上司
部下が心を開いて話すのは後者です。きちんと原因を知ろうとしてくれているからです。改善点が明確になり、部下のモチベーションも上がるでしょう。

さらに、質問は本当に考えるべき論点も明確にしてくれます。
会議で「社員の帰属意識をどうやって高めるか?」を議論しているとき、
「そもそも、なぜ帰属意識を高めた方がいいのでしょうか?」
「帰属意識の定義って何でしたっけ?」
こういう素朴な質問が、本質を突いたりします。

経営の神様といわれた経営学者ピーター・F・ドラッカーは、
「重要なことは,正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すことである」
と言いました。

アインシュタインにもこんな一説があります。
「もし自分が殺されそうになって、助かる方法を考えるのに1時間だけ与えられたとしたら、最初の55分は適切な質問を探すのに費やすだろう」

どちらも、質問の重要性を説いたエピソードです。

質問は、私たちの大切なものに気づかせてくれて、相手の可能性をも引き出し、本当の問題を明確にしてくれる最強のコミュニケーションスキルなのです。

◆心の琴線に触れる質問を

一方的にペラペラしゃべる人よりも、
「どんなことに興味があるんですか?」
「それ面白いですね! もう少し伺ってもいいですか?」
と質問してくれる人との会話の方が盛り上がります。

上司:「これ、明日までにお願いね」 
部下:「あ……はい」
この部下の返答に対して何も感じない上司と、「何か気になることがあるんじゃない?」と質問できる上司。質問できる上司の方が、部下との関係性は良好なはず。

今、一流のコンサルタント、コーチ、カウンセラー、会社のマネジメント層やスポーツチームの監督に至るまでが、徹底的に質問スキルを学んでいます。
一流は、相手の心に響く「言葉」より、相手の心の琴線に触れる「質問」の方が人を動かすことを知っているからです。

あなたは日々、身近な人にどんな質問をしていますか?
そして、自分に対してどんな質問を投げかけていますか?
自分に対して、
「私にはどうせできっこない」とぼやいている人。
「どうしたら私にもできるか?」と問いかけている人。
質問一つで、見えてくる風景はまったく変わります。

一流といわれる人ほど、最高の質問力を身につけています。
その一流の質問力を最速で身につける方法を、すべて本書に刻みました。
質問力は、日常生活で実践してはじめて身につきます。
今回は、一流の質問力をすべて日常のシーンに照らし合わせて展開しています。
一流の質問力を咀嚼して吸収できるよう、具体的なアクションレベルで記載しました。
さっそく明日から質問がしたくなるはずです。

ぜひ、気になる項目から読み進めてください。
本書があなたの人生を好転させる究極のバイブルになることを願っております。


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