今日は " 虹の日 "
今日 7月16日は、"なないろ" にかけて 虹の日 だそうです。
それを知ってか知らずか、いや公式に認めてはいないけどきっとそれに寄せたに違いないような、今日の「おかえりモネ」でした。
最近は夜にNHKプラスでこのドラマを観てひと泣きするのが習慣になっています。
特に今週は泣けました。
どのシーンも、脚本がとてもいいです。
私はドラマにしても漫画にしても、セリフに萌えるくせがあります。
先生はなんで飛んでくるものが取れないんですか?
おそらく僕は右脳の働きが極端に弱いんでしょう。
〜メンドクサインデ略〜
たまには何も考えず動いてみたらいいのに。
え?
(百音⇄菅波 : 第41話)
飛んできたゆずを受け取れなかった菅波先生と、それを代わりにスパッとキャッチしたモネ。そのあとのふたりのセリフです。
菅波先生は相変わらず理詰めで説明します。
そのアンサー的なセリフが、44話にでてきます。
僕は何かを考える前に手が動くようにならないといけない。
痛いと言っている人がいたら その痛みに即座に手を当てられる。何も考えずに。
ただそういうことができる人間に まずはならないといけない。
(菅波 to 中村 : 第44話)
更にこのセリフの伏線的シーンが、43話にあります。
気象予報士試験に合格したことをサヤカさんに言えなかった理由を、モネが菅波先生に打ち明ける場面ですね。
モネの肩に左手をおこうとして、右手でぐっとその手を押さえた菅波先生。
全視聴者が
ああじれったい!
と叫んだシーンです。
そのとき、モネの痛みに即座に手を当てられなかった菅波先生。
そのはがゆい思いが、先ほどの44話のセリフにつながります。
そして今日の45話。
森林組合を辞めて上京することを決めたモネが
菅波先生に挨拶をします。
でも先生とは、会おうと思えば また東京でばったり。
人口1,300万人ですよ。会いたい人にそう簡単にばったり会えるような なまぬるい世界ではありません。
そうですか。
じゃあ 頑張ってください。
(百音⇄菅波 : 第45話)
モネの「そうですか」と、菅波先生の「じゃあ頑張ってください」までの、微妙な間。
それは、
(いやいつでも会いに来てください!いつでも連絡ください!いや僕が連絡します会いに行きます!)
とさんざん頭の中で迷った末の、
「じゃあ頑張ってください」
だったのでしょうね、きっと。ほんとじれったい。
それを見ていた川久保さんが、全視聴者を代表してつっこみます。
「最後まで そんだけかよ!!」
そしていよいよ45話ラスト。
すなわち「気仙沼・登米編」のラストでもあります。
モネとサヤカさんのお別れの美しいシーン。
モネが去ったあと、足元にヒバの新芽を見つけて手で顔を覆うサヤカさん。
そこで流れる主題歌の「なないろ」。
空にはモネが予測したとおりに彩雲が。
どうか あの子に!
よい未来を。
サヤカさんのこのセリフで、どれだけの視聴者が泣いたことでしょうか。
来週からいよいよ東京編。
がんばれ菅波!
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