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今年もありがとうございました。
臨床心理士の荒井です。いつもご購読をありがとうございます。
格闘技観戦のため、さいたまスーパーアリーナに向かっています。29日は同じ場所に知人と行ったのですが、その時は知人がずいぶん電車の乗り換えを工夫してくれていたのだなぁ、と気づきました。埼玉が遠いのです。
さて、今回は今年を振り返りつつ、来年の展望も書いてみたいと思います。
「最後に決めるのはあなたです」と言えるようになった。優しくなった。
臨床心理士の荒井です。いつもご購読をありがとうございます。
このツイートでも言っていますが、「最後に決めるのはあなたです」と伝えられるようになりました。
冷たい印象を受ける方も多いと思われるこの言葉、実際、以前の私からは最も遠い言葉だったでしょう。
「心理カウンセラーお断り」から8年。対処はなされたのだろうか。
いつもご購読をありがとうございます。臨床心理士の荒井です。
突然ですが、2011年の東日本大震災後、避難所に「心理カウンセラーお断り」の貼り紙がされたことをご存知でしょうか。
被災者支援に向かったはずのカウンセラーに対し、なぜこのような貼り紙がされたのでしょうか。今回はこのことを考えたいと思います。
この「心理カウンセラーお断り」の貼り紙について、私は自身が臨床心理士でありながら「そうだろう
自分にOKを出すために
臨床心理士の荒井です。いつもご購読をありがとうございます。
昨日お会いした社会福祉士の実習生が、二人とも臨床心理士も公認心理師も知らなかったことから、「やってやる」感が高まっています。
さて、今日は本当に久しぶりに新幹線に乗っています。ここまでの道のりで考えたことを。
何度も読んでいただいている方はご存知と思いますが、私は自己肯定感低めの心理士です。
今回の出張は泊まりなので、これまた数年
心理カウンセリングを活かすために
こんにちは。臨床心理士の荒井です。いつもご購読をありがとうございます。
今回は「心理カウンセリングを活かすために」というテーマでお話しさせていただきます。私は現在、臨床心理士として心理カウンセリングの業務を行っておりますが、その経験の中でクライエントさん(心理カウンセリングを受ける方)側にもできるだけ持っておいてほしい「姿勢」があることに気づきました。「持っておいてほしい」とは、その方がより良い
なぜ、あすぴれんとを設立したのか
(2013年に書いたものです。)
僕は障がい者福祉に8年間携わっています。
知的障がいを持つ方の支援員(グループホーム)に始まり、知的・身体の方のヘルパー(居宅介助)、精神の方を対象とした支援員(地域活動支援センター)、そして現在のあすぴれんとです。
僕は福祉に違和感を持ち、一番長く勤めた江戸川区のヘルパー派遣会社を28歳で退職、大学院に入りました。
福祉の「何か」に怒っていました。
最
もう、「誰にも言えないこと」に苦しまなくていい
こんにちは。臨床心理士の荒井です。いつもご購読をありがとうございます。
今回は「誰にも言えないこと」がテーマです。多くの方がこのテーマに苦しんでいるようです。でも、周囲の人たちを思い浮かべても、そのような苦しみを持った人は見当たりませんね。それもそのはず、誰にも言えないことなので、みんな隠しているのです。
みんなが隠しているから、みんなが「自分だけ」だと思い、苦しんでいます。
「歳を重ねれば
"運命の人"の脆弱性
"運命の人"というタイトルから、「なんだ今回は恋愛の話か」と思われるかもしれません。もちろん恋愛についても言えることですが、今回はもっと広く"運命の人"を定義させてください。ここで扱う"運命の人"とは、特別な存在、生まれて初めて出会った存在、奇跡的なものを多く感じる存在です。恋人や親友、親、兄弟、子どももその対象になります。
私自身も、これまでそのような人と何度か出会いました。その人の行動の全て